三草山山頂にて
山歩き会 第200回  
三 草 山 標高564m
 
森上BS〜慈眼寺〜三草山ゼフィルスの森〜三草山〜
才ノ神峠〜慈眼寺〜森上BS

 10月17日(木)、山歩き会で三草山に行った。三草山は2019年4月の例会で行ったが、今回は秋の景色を楽しもうと企画した。

 残暑が続いているが、今日は久しぶりに巡ってきた秋の訪れのようだ。能勢電鉄の山下駅から阪急バスで森上へ向かう。

 森上BSで支度をして出発。岐尼(きね)神社の前から川方向に進む。川沿いに道があるはずだったが草ぼうぼうだ。そして自然の中を歩いた。

 川沿いの道を少し行って、山手の道に入っていった。早速賑やかになった!道端に栗のイガがたくさん落ちていて、栗の実を見つけたのだ。

森上BSを出発出発(標高210m)

 岐尼(きね)神社

三草山へ

 三草山へ

三草山へ

 三草山へ
 歩き始めて30分ほどで慈眼寺(じげんじ)に到着。慈眼寺にお参りして元気を頂いた。ご本尊は延命地蔵願王大菩薩で、山歩き会のメンバーには格別だ。宝篋印塔、千手観音化身大神(オオカミ)、地蔵尊、大楠の木などがある。

慈眼寺(じげんじ)(標高265m)

 慈眼寺 ご本尊 延命地蔵願王大菩薩

お地蔵さまと大楠

 宝篋印塔

 千手観音化身大神(オオカミ)
 慈眼寺をあとに、いよいよ今日の山、三草山の山登りだ。慈眼寺を回り込むと、正面上に丸い形の三草山が見えてきた。

 案内板によると、ゼフィルスの森まで1.2km、三草山まで1.9km、塞ノ神峠2.5kmと記されていた。とりあえずゼフィルスの森を目指して登り始める。

慈眼寺をあとに 三草山へ

 三草山へ

三草山

三草山へ

 コスモス

剣尾山の山並み
 しばらく登ると、左手に広い緩やかな道、右手に少し狭い山へと登っていきそうな道に出会う。右に行ってみようと登り始めるが少し急な登りだ。左への広い道の分岐があったが、少し休憩して先に進んだ。

 住居跡のようなところに着いて行き止まりだ。左側に細い道があるようだが踏み跡は全くない。仕方なく、休憩した分岐まで戻り、山沿いの広い道を進めた。やっと以前に登った道に合流した。

三草山へ 道を間違えて大回り

 三草山へ やっと登山口に到着(標高360m)
 ゼフィルスの森の小さな広場と温室があるところを通り抜けると、登山口に無事到着した。登山口は開けていてゼフィルスの森の案内板がある。「森の妖精、蝶の舞う 三草山ゼフィルスの森」の説明があった。

 早速、登山口から登り始める。かなり痛んだ石畳の道を登っていくが、そのうちにくぼんだ石畳の道脇に新しい道ができている。この道は、誰かが歩いた跡、多くの人が歩いてできたような道だ。

三草山へ

 三草山へ

三草山へ

 三草山へ

三草山へ

 三草山ゼフィルスの森
 そんな道を登り切ると、ゼフィルスの森のゲートになっている。新緑の頃は、若緑で素晴らしい森を体感したが、今回は今少しの景色で蝶の気配は見られなかった。

三草山ゼフィルスの森(標高425m)

三草山ゼフィルスの森

三草山ゼフィルスの森

三草山ゼフィルスの森
 そんなゼフィルスの森を左手に見ながら、三草山へと登っていく。今までより、傾斜は急になり登山が実感できる。最後の急登を頑張って登ると三草山の山頂だ。

三草山へ

 三草山へ

三草山へ

 三草山へ

三草山へ

 三草山へ

三草山へ

 三草山

三草山へ

 三草山へ

三草山へ

 三草山
 三草山は標高564mで三等三角点になっている。山頂は天国の広場のようで、秋らしい黄緑の絨毯が敷き詰められているような感じだ。

 大阪50山に選ばれているが、ふるさと兵庫100山にも選ばれている。大阪の山と思っていたら、両府県にまたがっているようだ。今回、森上から登ったが、兵庫県側からの登山も面白そうだ。ただ、交通手段がどうだろうか。

 山頂で昼食をとり寛いで、才ノ神峠と下った。尾根道は所々急なところもあるが比較的いいコースだ。

三草山

三草山

三草山

 三草山

三草山 三等三角点(標高564m)

 六甲山遠望

三草山山頂にて

三草山へ

 三草山へ

三草山山頂をあとに

 才ノ神峠へ

才ノ神峠へ

 才ノ神峠へ

才ノ神峠へ

才ノ神峠へ
 才ノ神峠まで下ってきた。古い石の道標が建っていて道案内している。「右二筋は山道 長谷村」「谷は銀山 有馬」「左は池田道」と記されているようだ。この道標は、多田銀銅山の最盛期の頃建てられ交通の要所となっていたそうだ。現在の国土地理院の地図でも7、8本の道がタコの足のように記されている。

才ノ神峠

才ノ神峠(標高415m)

才ノ神峠 道標
 
才ノ神峠 道標

才ノ神峠 道標
 才ノ神峠で昔の隆盛をしのんで下山開始した。帰りのバスの時間もあるので長谷まで行くのをやめて中道を下った。長谷まで行けば棚田がすごく綺麗だのだが、中道からでも美しい光景を楽しみことができた。

 余裕ができたので再度、慈眼寺に立ち寄り休憩させて頂いた。そのあと森上へと下って行った。途中、岩坪古墳に立ち寄ろうかと思ったが、工事中のようなバリケードがあったのでやめた。

才ノ神峠をあとに

能勢の里

能勢の里 棚田

森上へ

能勢の里

三草山を振返る

慈眼寺の大楠

能勢の里

能勢の里

森上へ

大木橋

森上BSへ

森上BS広場(標高210m)
 全員無事、森上BSに下山した。今回は結構素晴らしいところを歩くことができた。季節を変えるといろんな変化を感じることができて良かった。なかでも一番は、「栗拾い」だったのかな!

 森上からバスで山下へ、そして梅田に戻り、反省会を行い解散した。全員元気で無事完歩できた。
みなさんありがとうございました。
   

コース
 阪急梅田駅(8:00)=[急行宝塚行き]=川西能勢口(8:26/8:30)=[日生中央行き]=
山下(8:47/9:07)=[阪急バス]=森上BS(9:23/9:30)〜慈眼寺(10:06/10:15)〜(迷路)〜
登山道入口(10:56)〜ゼフィルスの森(11:08/11:12)〜三草山(11:37/昼食/12:09)〜
才ノ神峠(12:27/12:31)〜(長谷)〜慈眼寺(13:11/13:20)〜(岩坪古墳)〜
森上BS(13:55/14:25)=[阪急バス]=山下駅(14:47/14:52)
=[川西能勢口行き]=川西能勢口(15:09/15:13)=[急行梅田駅き]=大阪(15:34)

天候   晴れ
参加者 9名 
実施日 2024/10/17 
山歩き会 ohki  
写真協力