観音山山頂にて
松愛会山歩き会 
観音山 標高526m ゴロゴロ岳 標高565.6m
鷲林寺BS〜鷲林寺〜展望岩〜観音山〜分岐〜カベノ城展望P〜
分岐〜ゴロゴロ岳〜奥池
〜奥池BS
 
 5月16日、松愛会山歩き会で、観音山からゴロゴロ岳に行った。阪神西宮駅のBS集合にしたのでみなさん少し余裕をみて集合した。

 バスは、国道2号線が交通渋滞でかなり遅れている。10分ぐらい遅れて出発、途中市街地は渋滞でなかなか進まない。予定より、10分余り遅れて鷲林寺BSに到着した。

 バスを降りると、霧雨状態で風が強い。風よけも兼ねて雨具を着た。この先の予報は曇りから晴れになっていたので、とりあえず鷲林寺まで行くことにした。

鷲林寺参道(標高約230m)

鷲林寺へ
 鷲林寺参道の標石にしたがって広い道を登っていく。左前方に黄色の杭が立っていて車の侵入止めになっている。ここから参道であまりきれいな道ではないが登っていく。

 参道を進み正面の石段を登ると、鷲林寺に到着だ。左手に小さな池があり、弁財天がお祀りしてある。右奥には、八大龍王がお祀りしてあり、小さな池もある。今年は龍さんのご機嫌の良い日に山登りをさせていただいているが、今日は少し、ご機嫌斜めのようだ。

鷲林寺

鷲林寺 弁財天池

鷲林寺 八大龍王

鷲林寺 鐘楼
 八大龍王の横には、お地蔵さん、中央右側には、修業大師が一段高いところにお祀りしてある。弘法大師(空海)の修業中のお姿だそうだ。平成7年1月17日に発生した、阪神淡路大震災の犠牲になり、足首が折れてしまって、現在は二代目だ。犠牲になった大師像は裏手に身代わり大師として祀られている。

鷲林寺 修業大師

鷲林寺 修業大師

鷲林寺 負蔵尊

しゃくなげ
 中央の石段を上がると、本堂になる。石段の左手に「ようおまいり」の碑がある。ちょっと可愛い。石段を上がった左の手水舎があり、鷲の口から水が出ている。

 中央に本堂があり、弘法大師作と言われる、本尊十一面観音がお祀りしてある。本堂の周囲には石仏があり、少し変わった愚痴聞き地蔵は、頼もしい。今回会わなかったのが、愛愛地蔵で会いたかったのにお会いできなかった。写真は、2013年9月5日のものだ。

鷲林寺

鷲林寺へ ようおまいり

鷲林寺 手水舎鷲

鷲林寺 本堂(弘法大師作 本尊十一面観音菩薩)

鷲林寺 愚痴聞き地蔵 聞き耳地蔵尊

鷲林寺 愛愛地蔵(今回どこにおられたのか?)

鷲林寺にて
 本堂前で記念写真を撮り、しばらく境内を廻り。荒神堂にお参りする。そろそろ龍王さんも静かに寝起きされたと思うので、観音山へと登り始めることにした。

鷲林寺 多宝塔

鷲林寺 荒神堂

若宮神社 鳥居をくぐり社殿の左側に登山口

観音山 パノラマコース登山口
 若宮神社の鳥居をくぐると、登山口だ。パノラマコースと、セセラギコースがあるが、今日はみんな技量もあるのでパノラマコースを登ることにした。

 パノラマコースは尾根道を登っていくので、かなりの急登だ。一歩足を踏み入れると、急な岩の道が待っている。

 10分余り登ると、頭上に大きく尖った岩が見えてくる。観音岩とでも言うのだろうか、岩間に小さな観音様がおられた。そこから数分岩場を登り切ると展望岩になっている。

観音山へ いきなり急登

観音山へ

観音山へ

観音山へ 岩の道が続く

観音山へ

観音山へ

観音山へ 観音岩?

岩間に小さな観音様

観音山へ

観音山へ
 展望岩に立って振返ると、素晴らしい絶景が待っていた。展望岩からは360度のパノラマで素晴らしい。北のほうから五月山、石切山など、正面に甲山、その奥に生駒連山、金剛連山そして大阪湾と大阪市街が一望できる。この素晴らしいところで、記念写真を撮った。

甲山・大阪平野 展望岩(標高420m)より

展望岩にて
 展望岩から尾根沿いに進み、送電線鉄塔下を過ぎ少し下ると、セセラギコースの分岐になる。分岐を過ぎ数分後には、かなり厳しい岩場が待ち構えている。

 切立った岩や、大きな大きな岩が数枚つながっている。ロープを利用して全員クリヤーした。山頂までもう少しだ。

観音山へ セセラギコース分岐(標高415m)

観音山へ 岩場が続く

観音山へ

観音山へ

観音山へ

観音山へ

観音山へ

観音山へ

観音山へ

観音山へ

観音山へ

観音山へ

観音山へ

観音山山頂
 登り切ると尾根頭になり、左上のボコボコした岩の群れが山頂だ。観音山は、標高526nで、岩の上にさらに大きい、おむすびのような岩が2つある。その岩に今消えかかっているが、「観音山」と記されている。その岩で記念写真を撮った。

 一方、周囲を見渡すと素晴らしい景色が待っていた。展望岩からの素晴らしい景色に加え六甲の連山を一望できる。あの山登った、この山登ったと、素晴らしい景色だ。鷲林寺バス亭から標高差約280mほど登るとこんな素晴らしい景色が待っているのだ。

 今年のモットーに「わくわく」を加えたが、ワクワクする山登りだ。「もうあかん」「出来る出来る」を力にして頑張りたいと思う。

観音山山頂(標高526m)

観音山 山頂にて

甲山・大阪平野の大パノラマ 観音山山頂より

六甲山 観音山山頂より

観音山山頂にて

観音山山頂にて

観音山山頂をあとに
 山頂から2分ほど尾根を少し下ると、セセラギコースの上の分岐を過ぎる、ここからまた急な岩場が待っている。てっぺんに大きな岩があり、記念写真、スリル満点のところだが写真で見ると変哲もない。観音山より数メートル標高は高そうだ。

ゴロゴロ岳へ

ゴロゴロ岳へ

ゴロゴロ岳へ

ゴロゴロ岳へ

ゴロゴロ岳へ

ゴロゴロ岳へ
 大岩のピークから10分弱尾根を進むと、小さな脇道があり、わりと有名な場所に着く。座椅子岩と呼ばれているそうで、背もたれのついた大きな座椅子だ。

座椅子岩

座椅子岩にて

座椅子岩にて

ゴロゴロ岳へ

カベノ城分岐
 座椅子に座っていると、先に進まないので尾根を進んでいく。10分ほどで、カベノ城分岐につ着く、もう少しでゴロゴロ岳だが、カベノ城の見える辺りまで坂を下った。

 丁度良い具合に岩が展望台になっている。そこからカベノ城を見下ろすことができると思ったのだが、木々が茂って隙間からかろうじて見える程度になっていた。機会があれば、下ってみても良いし、北山公園から登ってきても良いだろう。

カベノ城展望岩

大阪平野 カベノ城展望岩より

カベノ城 展望岩より (木が茂って全体は見えない)

カベノ城 展望岩より(撮影:2013/09/05)

ゴロゴロ岳へ

ゴロゴロ岳へ

ゴロゴロ岳へ

ゴロゴロ岳へ
 分岐まで登り返して、今日の二つ目のピーク、ゴロゴロ岳へと進んでいく。尾根道の右手は、奥池の別荘地だ。少し下り登り返すと、山頂に着く。山頂手前に大きな岩がゴロゴロしているので、元々の名はここから付いたのではと勝手に思っている。

ゴロゴロ岳謂われの岩では?

ゴロゴロ岳謂われの岩では?

ゴロゴロ岳へ

ゴロゴロ岳へ
 ゴロゴロ岳は、標高565.6mで、三等三角点になっている。山頂で昼食にした。おりしも、今日の天気は、百貨店だ。朝小雨、曇り、強風、突風、太陽がまぶしい青空と忙しい天気だった。昼食時も突風で昼飯どころではなかった。

ゴロゴロ岳

ゴロゴロ岳 三等三角点(標高565.6m)

ゴロゴロ岳

ゴロゴロ岳にて

シャクナゲ

シャクナゲ

奥山貯水池碑

奥山貯水池

奥山貯水池
   
 
 ゴロゴロ岳をあとに、別荘地を奥池に下った。奥池(奥山貯水池)を少し回り込み、奥山貯水池碑まで来ると、バスがやってきた。バスを少し追っかけて乗り、阪急芦屋川へと下った。

 大変お疲れ様でした。低山ながら変化に富んだコースで大満足のようでした。
ありがとうございました。また元気で山歩きしましょう。
   
   
 

コース
 阪神西宮@番乗場(8:40)=[阪神バス.鷲林寺線西回り]=鷲林寺BS(9:12/9:18)〜
鷲林寺(9:33/9:53)〜 展望岩(10:08/10:20)〜観音山(10:43/10:58)〜
座椅子岩(11:20/11:26)〜カベノ城分岐(11:35)〜カベノ城展望ピーク(11:41/11:50)〜
分岐(11:55)〜ゴロゴロ岳(12:12/昼食/12:39)〜奥池(12:54)〜
奥池集会所前BS(13:03)=[阪急バス81芦屋川行き]=阪急芦屋川BS(13:20)
芦屋川(13:27/13:37)=[梅田行]=西宮北口(13:42/13:45)=[特急梅田行]=梅田(13:58)

天候   霧雨から曇り時々晴のち晴れ  終日強風(突風)
参加者 4名 
実施日 2024/05/16 
山歩き会 0hki   .