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燈明ヶ岳 天狗岳にて |
松愛会山歩き会・友歩会合同 |
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犬鳴山 燈明ヶ岳 標高558m |
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犬鳴山BS~犬鳴山~不動堂~燈明ヶ岳奥の院~経塚権現山~天狗岳
~大天上ヶ岳(途中リタイヤ)~不動堂~行者の滝~犬鳴温泉~犬鳴山BS |
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2月8日、松愛会山歩き会と友歩会の合同で、犬鳴山に行った。9名の参加で今日の最高齢は、86歳だ。
南海泉佐野駅前から南海ウイングバスで犬鳴山へと30分余りで到着。平日の為か、人っ子一人いない、静寂の犬鳴山だ。参道を進んでいく、犬鳴山総門を入ると犬鳴山の境内だ。 |

犬鳴山へ |

犬鳴山へ |

犬鳴山総門 |

犬鳴山へ |
進んでいくと、橋があり、その先大きな岩がたくさんあって、八大龍王や岩屋大黒天などなど多くの神様がお祀りしてある。
犬鳴川の両界の滝はなかなか素晴らしい。少し上には、小さな滝があり、紺碧の滝壺は美しい。 |

犬鳴山へ |

岩屋大黒天 |

大黒天岩 |

犬鳴山へ |

両界の滝 |

両界の滝 |

両界の滝 |

滝 |

滝 |

犬鳴山へ |

犬鳴山へ |
橋を渡って進んでいくと、朱色の瑞龍門が見えてくる。その先赤い欄干の橋を渡ると、大護摩場に着く。役行者を囲むように広い護摩場だ。 |

瑞龍門 |

犬鳴山へ |

犬鳴山へ |

大護摩場 |

大護摩場 役行者 |

犬鳴山全図 |

七宝瀧寺 塔の滝 |
さらに進んで登っていくと、義犬の墓がある。猟師を助けるために鳴き続けた義犬の伝説が犬鳴山と呼ばれる由縁だ。
猟師が鹿を追っていたがその脇に、大蛇がいて猟師を狙っていた。鹿を射ようとしたとき、愛犬がけたたましく吠えて鹿は逃げてしまった。漁師は怒って愛犬の首を切りつけた。それでも愛犬は、大蛇の頭に噛みつき猟師を助けたという。そしてことの重大さを知った猟師は愛犬を弔って暮らしたという。
この話を聞いた宇田天皇は、「報恩の義犬よ」と称し、「犬鳴山」という勅語与えたという。 |

義犬のお墓 |

義犬 |
先に進むと、朱色の鳥居がある。七宝瀧寺本堂の石段下に、気になるお不動さんがお祀りしてある。
ボケよけ不動尊だ。さっそくお参りして少しでもボケが進むのをおさえてくれるようお祈りした。
本堂で手を合わせ、行者の滝へと行ったが、NHKの取材で行場のビデオ撮影をしていたので近づけず帰途に寄ることにした。 |

犬鳴山へ |

犬鳴山へ |

ボケよけ不動尊 |

行者の滝 |

七宝瀧寺 身代わり不動明王 |

身代わり不動明王 |

燈明ヶ岳へ |

燈明ヶ岳 遥拝所 |
不動堂に戻り、広々した先の大きな身代わり不動尊に手を合わせた。奥の右端に燈明ヶ岳への登山口がある。そこには、「燈明ヶ岳諸尊 遙拝所」があった。険しい山に登れない人は、ここでお参りするのだ。
我々は、自分の足で登ることにした。しかし、一歩足を踏み入れると、厳しい急斜面の登りが続く。登山道はほとんど整備されていなく荒れた状態だ。帰路の下りを心配しながら登っていく。 |

燈明ヶ岳へ |

燈明ヶ岳へ |

燈明ヶ岳へ |

燈明ヶ岳へ |

燈明ヶ岳へ |

燈明ヶ岳へ |

燈明ヶ岳へ 第二八番虚空蔵童子 |

燈明ヶ岳へ |

燈明ヶ岳 奥の院遙拝所 |

燈明ヶ岳へ |

燈明ヶ岳へ |

燈明ヶ岳へ |
急斜面を必死で約50分、燈明ヶ岳奥の院に登り着く。途中石仏があったり、奥の院まで行けない人のための遙拝所などがあった。
奥の院に以前来たとき朱色も鳥居があったが、鳥居は倒壊して残念だった。ここから10分ほど登ると、経塚権現山に着く。左側が開けていて、泉州平野が望める。関西空港も目の前に見える。 |

燈明ヶ岳 奥の院倶利加羅不動明王 |

(参考)鳥居があった 撮影2003/08/19 |

燈明ヶ岳へ |

燈明ヶ岳 山頂石 |

燈明ヶ岳 経塚権現山 |

経塚権現山より、泉州・関西空港をのぞむ |

燈明ヶ岳へ |

燈明ヶ岳へ |

燈明ヶ岳へ |

燈明ヶ岳へ急登 |
経塚権現山から少し下って登り返す。登り返しはかなり急斜面でロープが下がっている。やっと、燈明ヶ岳の天狗岳に登り切った。
天狗岳は標高558mで山頂は広く雑木林だ。山頂の奥に天狗魔王尊がお祀りしてある。傍らに金剛童子が小さくて可愛い。
山頂で昼食をとり、分岐へと下山を始める。ロープのかかった急な下りはかなり厳しいようだ。 |

燈明ヶ岳 天狗岳山頂 |

燈明ヶ岳 天狗岳 天狗魔王尊 |

燈明ヶ岳 天狗岳にて |

燈明ヶ岳 天狗岳で昼食 |

燈明ヶ岳へ |

燈明ヶ岳をあとに大天井岳へ |

燈明ヶ岳をあとに大天井岳へ |

燈明ヶ岳をあとに大天井岳へ |

燈明ヶ岳をあとに大天井岳へ |

分岐に下山 |

大天上ヶ岳へ Xでリタイヤ |
なんとか分岐まで戻ってきた。これから大天井岳の往復だ。消えかかった道をしばらく下り、登り返して行く。最初のピークがかなり急斜面で登りにくい。巻き道も探したがなさそうだ。
このピークはなんとか越えれそうだが、帰路この斜面の下りは厳しそうだ。それよりも朝から登ってきた道が下れるかも大きな心配だ。残念だがここで引き返すことにした。
分岐まで戻り、経塚権現山、奥の院と下り、ここから厳しい斜面と格闘しながら下った。奥の院から約45分でなんとか下りきった。登りが約50分だったので、上り下り余り変わらない。 |

大天井岳を諦めて下山 |

燈明ヶ岳 経塚権現山を通過 |

七法龍寺へ |

奥の院倶利加羅不動明王を通過 |

七法龍寺へ |

燈明ヶ岳 奥の院遙拝所を通過 |

七法龍寺へ |

七法龍寺へ |

七法龍寺へ |

身代わり不動明王に全員無事下山 |
不動尊広場に全員無事下山と言いたいが、一人なかなか降りてこない。転倒したのか、捻挫したのかなど心配になる。どうも急な下りで体調が悪くなったようだ。なんとか全員無事下山し、不動尊の前で記念写真を撮った。
朝行けなかった行者の滝へ行った。滝には、行をする人のクサリがたくさん下がっていた。朝のNHKのビデオ撮りを見ていたら修行の様子が見られたと思うが、今は誰もいなく貸し切り状態だ。 |

七法龍寺 |

七法龍寺 行者の滝 |

七法龍寺 行者の滝 |

七法龍寺 行者の滝 |

七法龍寺 行者の滝 |

七法龍寺 行者の滝 |

七法龍寺 行者の滝 |

七法龍寺 行者の滝にて |

七法龍寺をあとに |

犬鳴山BSへ |

犬鳴山BSへ |

犬鳴山BSへ |

犬鳴山BSへ |

犬鳴山BSに全員無事下山 |
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犬鳴山をあとに、バス亭へと戻った。途中、み奈美亭に立ち寄り、温泉に浸かってゆっくり疲れを癒やした。
今日は、標高差が300mにも満たない低山だったが、修験道の山とあってかなり厳しかった。行場のような感じで全員無事でよかったと思う。
ひとこと言うと、大天上ヶ岳途中で引き返した際、何人かで行ってきて良いですか?と問われた。登山では、予期しないことがおきることも想定して行動すべきです。大文字山、播磨アルプスそして今日と、リーダーを困らせる行動は控えていただきたいと願う。
皆さん、大変お疲れ様でした。少し難がありましたが、全員無事でよかったと思います。
皆さん、ありがとうございました。また元気で山登りしましょう。 |
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コース
南海難波(8:14)=[サザン和歌山行き]=天下茶屋(8:18)=泉佐野(8:48/9:10)
=[南海ウイングバス]= 犬鳴山BS(9:44/9:55)~不動堂(10:40)~行者の滝(10:53*)~
不動堂(10:57/11:09)~燈明ヶ岳(11:57)~経塚権現山(12:10)~天狗岳分岐~
天狗岳(12:25/昼食/12:52)~天狗岳分岐(13:01)~(*大天上ヶ岳)~天狗岳分岐(13:52)~
経塚権現山(13:29)~燈明ヶ岳(13:36)~不動堂(14:20)~行者の滝(14:31/14:45)~
み奈美亭(15:15/温泉入浴/16:40)~犬鳴山BS(15:45/16:50)=[南海ウイングバス]=
泉佐野(17:26/17:36)=[サザン難波行き]=難波(18:14)
天候 晴
参加者 9名 (山歩き会3名 友歩会6名)
実施日 2024/02/08
山歩き会・友歩会 0hki .
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