六甲高山植物園にて
松愛会山歩き会 
六甲高山植物園
 六甲山上駅~六甲高山植物園~ガーデンテラス~六甲山上駅

 
 6月16日、松愛会山歩き会で六甲高山植物園に行った。当初予定では、六甲最高峰を経て有馬温泉までのコースだったが、新型コロナで運動不足になり、足慣らしのため短縮コースにした。

 六甲ケーブルにて山上駅へ、山上駅近くになるにつれものすごい濃霧だ。4、50メートル先はグレーで何も見えない。そんな中高山植物園へと歩き始めた。

 しばらくドライブウェイの歩道を進み、ゴルフ場への急な遊歩道を登っていく。やがてゴルフ場、濃霧がひどく何も見えない。ゴルフ場の弾よけフェンスのトンネルを抜けドライブウェイに出る。しばらく歩くと六甲高山植物園に到着した。
 

六甲ケーブル下駅

六甲ケーブル山上駅
 植物園に入ると、コアジサイ、シモツケソウ、ニッコウキスゲなどが目に飛び込んでくる。とにかく、山側の鑑賞路を進んでいく。立ち止まってお花を見たり写真を撮ったりと、普通のハイキングとは違う行動だ。
 

コアジサイ

六甲高山植物園   ヤマオダマキ

シモツケソウ

ニッコウキスゲ
 今シーズン最後の、ヒマラヤの青いケシが見られるかが楽しみだったが、青色ではなく赤と紫のプリムラ・ビアリーに占領されているような雰囲気だ。やっぱり遅かったか!
 

プリムラ・ビアリー
 まわりをよく見ると下の方に、青いケシが数輪咲いていた。回り込んでヒマラヤの青いケシにご対面。チョット旬が過ぎているので感動するほどの色合いではないがそれでも結構美しい。
 

ヒマラヤの青いケシ

ヒマラヤの青いケシ

ヒマラヤの青いケシ

ヒマラヤの青いケシ

ヒマラヤの青いケシ

ヒマラヤの青いケシ

ヒマラヤの青いケシ
 コアジサイがちょうど見頃で、普通のアジサイとは一見違った繊細さがあり目を楽しませてくれる。高山植物の女王、コマクサが咲いていたがちょっと離れていて近くでは見られなかった。
 タカネナデシコもたくさん咲いていたが、雨露で押しつぶされた感じで、上に伸びるナデシコでなく少し残念だった。
 

コアジサイ

コアジサイ

コアジサイ

コマクサ

タカネナデシコ
 次に目を引いたのは、エーデルワイスだ。エーデルワイスは、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の挿入歌として日本でも有名になった。日本のウスユキソウをエーデルワイスというほどの花だ。
 日本のウスユキソウでは、早池峰山のハヤチネウスユキソウ、礼文島のレブンウスユキソウなどが有名だ。
 

エーデルワイス

エーデルワイス

エーデルワイス

ウスユキソウ

ウスユキソウ
 イブキトラノオとシモツケソウが一面に咲いていた。またニッコウキスゲも今が盛りと咲見戯れていた。
 

イブキトラノオ

イブキトラノオ

シモツケソウ

ニッコウキスゲ

ニッコウキスゲ

ニッコウキスゲ

ニッコウキスゲ

ニッコウキスゲ

ニッコウキスゲ

ニッコウキスゲ
 シライトソウ、サワラン、タカネマツムシソウ、ウツボグサ、チングルマ、キンロバイ、ヤマオダマキ、クリンソウ、ナルコユリ、コバイケイソウ、コウホネ、スイレンなどなどたくさんの高山植物を楽しむことができた。
 

ゲラニウム・サングイネウム

シライトソウ

サワラン

タカネマツムシソウ

ウツボグサ

チングルマ

コバイケイソウ

クリンソウ

ナルコユリ

キンロバイ

ヤマオダマキ

スイレン

コウホネ

ナルコユリ

サンショウバラ
 休憩所で昼食をとり、ゆっくり高山植物の花々を堪能した。高山植物園をあとに、六甲垂れのあるガーデンテラスに行った。途中、みよし観音に立ち寄り、急坂を登りガーデンテラスへ。
 

タニウツギ

タニウツギ

タニウツギとカエデ

みよし観音

六甲ケーブル山上駅
 六甲垂れは、濃霧でほとんど見えない。立ち寄っていこうかと思ったが濃霧のためやめた。ガーデンテラスから1000万ドルの景色を見ようと思ったが、グレーの緞帳が降りていた。お茶をして今日はこれで帰途についた。

 新型コロナウイルスの影響で、半年たって3回目、計画の半分だ。松愛会も歳を重ねてきたので、今日のような少し物足りないげが、これからちょうど良いような気がした。
 皆さん新型コロナに負けずに元気で頑張りましょう。ありがとうございました。
   
   

コース
 阪神梅田(8:02)=[阪神]=御影(8:30/8:38)=[市バス]=ケーブル下(9:12/9:20)
=[ケーブル]= 六甲山上駅(9:30/9:40)~ 六甲高山植物園(10:20/鑑賞・昼食/13:30)~
みよし観音(13:10)~ガーデンテラス(13:20/14:00)~六甲山上駅(14:56/15:00)
=[ケーブル]=ケーブル下(15:10) (一時解散)

天候   曇り濃霧 

参加者 6名 
実施日 2022/06/16 
山歩き会 ohki