宰相ヶ岳・羽束山・甚五郎山 香下より
松愛会山歩き会
甚五郎山 標高430m 羽束山 標高524m 宰相ヶ岳 標高501m
 
 10月24日、松愛会山歩き会で羽束山に登った。当初10月22日を予定していたが雨で順延し実施した。
JR三田駅に9時50分集合、10時10分の東部行きのバスを待って出発、香下BSで降車した。

 香下BSから東へ道なりに進むと、左上に宰相ヶ岳、羽束山と甚五郎が見えてくる。羽束山登山口、香下寺800mの案内標識が立っているのでそれに従って登っていく。

 羽束山は、尖った三角錐の美しい山だが、ここ香下から眺めると、宰相ヶ岳がその形になり美しい。羽束山はここからの眺めるとずんぐりした丸い山に、また甚五郎の方が尖って高く見える。尾根筋がどの方向に伸びているかで、見る場所により円錐形に見えるのだろう。

宰相ヶ岳・羽束山 香下を出発(標高220m)

宰相ヶ岳

羽束山登山口へ

宰相ヶ岳
 標高差60m程登ると突き当たりになり、羽束山登山口に到着する。左側に香下寺(こうげじ/かしたじ)があるが今回はスルーさせていただいた。右側の登山口から登り始める。八王子神社前に杖がたくさん置いてあり、数人がお借りして登り始める。

羽束山登山口(標高280m)

八王子神社

羽束山へ

羽束山へ
 5分ほど広い道を登っていくと石段の急な登りになり、気合を入れるとすぐ十一丁の丁石があり、山頂まで十一丁こんな登りが続くんだろうか。

羽束山へ 急な登りになる

羽束山へ 十一丁石(標高310m)

羽束山へ

羽束山へ

羽束山へ

羽束山へ

羽束山へ

羽束山へ 八丁石(標高380m)
 丁石の数字が減ってくるのを励みにしながら登ってくると、八丁石を通過する。登山口から標高差100mを登ってきた。六丁峠まであと二丁、標高差で40mがかなり厳しくなってきて列も長くなってきた。

羽束山へ

羽束山へ

羽束山へ

羽束山へ

羽束山へ

羽束山へ
六丁峠(標高420m)
六丁地蔵尊
 登山口から25分弱で六丁峠に到着、ザックをデポして甚五郎山へ行ってみる。尾根を尾根頭の方向に5分ほど進むと山頂に着く。

 甚五郎は、標高430mで山頂に小さな岩があり、雑木が茂っていて展望はない。

甚五郎山(標高430m)

甚五郎山にて

六丁峠へ戻る

六丁峠へ戻る
 六丁峠に戻り、羽束山へとまた登り始める。五丁の少し先までは緩やかな道になるがその先標高460mはまた厳しい登りが山頂まで標高差80mほど続く。

 山頂近くなると丁石に合わせて現在の標識、あと200mそしてあと100mの標識も出てくる。

六丁峠へ戻り、羽束山へ

羽束山へ

羽束山へ

羽束山へ

羽束山へ

羽束山へ 三丁石(標高460m)

羽束山へ

羽束山へ

羽束山へ

羽束山へ 山頂まであと100m

羽束山へ 一丁石(標高515m)

羽束神社・展望台/観音堂分岐

羽束山へ

羽束山山頂 羽束神社(標高524m)
 頑張って羽束山山頂に到着。羽束山は標高524mで山頂には羽束神社が祀られていて背中合わせに鐘堂がある。

 山頂から南に伸びる尾根を少し下ると展望台になっている。さらに下ると展望岩になっている。ここで展望を楽しみながら昼食にした。予定日は雨だったが順延した今日は、小春日和のぽかぽか天気で楽しい食事タイムになった。

 展望岩からは、生駒方面から六甲山系まですばらしい大パノラマを楽しむことができた。

展望台(標高510m)より六甲山方向を望む

展望台より生駒山方向を望む

展望台より六甲山方向を望む

羽束山 展望台で昼食

羽束山 展望台にて

羽束山 展望台にて

羽束山 展望台にて

羽束山 山頂へ戻る

羽束山 展望台

観音堂へ
 昼食後山頂から少し下ると、観音堂があり、お参りする。山頂に戻ると、鐘堂があり、鐘をありがたく衝かせていただく。

観音堂

鐘堂(標高524m)
 お参りできたところで羽束山山頂をあとにし、峠へと下っていく。急な下りで注意しながら下っていく、崩れた箇所もあり少し厳しい。なんとか峠にまで下った。

羽束山をあとに峠へ下る

峠へ下る

峠へ下る

峠に到着

峠(標高410m)

宰相ヶ岳へ
 峠に下る途中見えていた円錐形の山、宰相ヶ岳へと、ザックをデポして登り返していく。円錐形に見えていたので標高差約90mの急登と思って登り始めた。

 標高440m辺りで尾根に出る、山頂でhなかった。尾根をしばらく歩くとまた急登になってくる。これを登りきると山頂だ。山頂手前で可愛い白い花が咲いていた。

可愛いいお花

宰相ヶ岳へ

宰相ヶ岳 山頂

宰相ヶ岳 山頂
 宰相ヶ岳は、標高501mで三等三角点になっている。展望は大船山方向が開けていて大船山が美しい。山頂周辺に展望岩が3ケ所ほどあり、羽束山、三田方面、有馬富士などの展望が楽しめる。

宰相ヶ岳 山頂

宰相ヶ岳 三等三角点(標高501m)

宰相ヶ岳にて バックは羽束山

宰相ヶ岳にて

宰相ヶ岳にて

羽束山 宰相ヶ岳より

大船山 宰相ヶ岳より

三田市街・有馬富士 宰相ヶ岳より

有馬富士 宰相ヶ岳より

宰相ヶ岳をあとに

峠(標高410m)に下る
 宰相ヶ岳山頂で展望など楽しんで往路を下山し峠に下る。ここから木器BSへと急な坂を下っていく。しかし少し下ると倒木が登山道を塞いでいて倒木を越えたり、潜ったりと大変だ。

 予定を変えて登ってきた香下BSに変更しようと思ったが、香下BSに下ると、11時以降バスの便がないのでタクシーを呼ぶなど必要となり、予定通り木器BSに下ることにした。

木器BSへ

木器BSへ

木器BSへ

木器BSへ
 なんとか倒木だらけの道を通過するが、道は荒れていてたいへん歩きにくい。転倒などしないよう注意しながら下っていく。砂防ダムが見えてきてやっと一息つく。

 砂防ダムから先は広い舗装した林道で余裕が出て歩き出した。周囲が紅葉して秋の風情を楽しむことができた。

木器BSへ 林道に出た

房藤ウツギ

房藤ウツギ

泪岩(標高280m)

木器BSへ

ススキ

木器BSへ

晩秋の趣

羽束山 木器 羽束橋(標高190m)より
 倒木の多い下りだったが予定より30分ほど早く下り、木器BSに14時20分に全員無事下山した。バス停に早く着きすぎたので50分ほどのバス待ちになった。

 バス待ちのハイカーが30名を越えているようだ。予定のバスがやってきた。ドアが開くと、学生でほぼいっぱいだ。我々はなんとか乗り込む、続いてあとから来たハイカーがなんとか詰め込んで超満員で発車した。

 JR三田駅に少し遅れて到着、料金の支払いでなかなか降車できない。JRの電車時刻が迫っている。なんとかみんな降りたようだ。JR改札に行くと電車は入ってきた。階段を下ると発車を待ってくれていた。飛び乗るとすぐ発車した。6人は確認したがあと3人は遅れたのだろうか。

 最後は慌ただしい、流れ解散になったが、今回は低山ながら変化に富んだ山旅になりおもしろかった人、怖かった人、しんどかった人それぞれだったと思う。みなさんお疲れ様でした。また楽しい山歩きをしましょう。
 
   

コ ース 
 京橋(8:48)=[新三田行き]=三田駅(9:40)〜三田駅北口BT(10:10)=[阪急バス東部行き25]=
 香下(かした)BS(10:23/10:26)〜香下寺(こうげじ)・登山口(10:42)〜六丁峠(11:05)〜
 甚五郎山(11:11/11:15)〜六丁峠(11:19/11:21)〜羽束山(11:41/昼食/12:22)〜峠(12:45)〜
 宰相ヶ岳(13:00/13:14)〜峠(13:25)〜住宅地(14:03)〜木器(こうづき)BS(14:20/15:10)
 =[神姫バス三田駅行き]=三田駅(15:29/15:41)=[大阪行き]=大阪(16:20)

 *当初予定では、日帰り入浴を予定していたが、新型コロナウイルス絡みで中止にした。

天候   晴れ 
参加者 9名
実施日 2020/10/24 (当初予定10/22 雨天で順延)
松愛会山歩き会 ohki