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明智越え 簾戸口(すどぐち)にて |
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松愛会山歩き会 |
「麒麟がくる」 一足早く明智越えをいく |
明智越え |
亀岡駅〜峯の堂跡〜土用の霊泉〜明神峠分岐〜水尾 |
12月12日、松愛会山歩き会で恒例になったゆずの里水尾での鍋を囲んで忘年会。今年は、亀岡から明智越えをへて水尾へのコースだ。
明智越えの企画は昨年10月以前に立てたのだが、折しも来年のNHK大河ドラマに「麒麟がいく」で明智光秀が主人公だそうだ。当然、明智越えが出てくるのだが、我々は一足早く明智越えいく。楽しみは、本能寺ではなく水尾にあり。
亀岡駅に8時40分、観光協会に行くが9時からで少し早い。駅前に大河ドラマの看板が掛かっているのでコースは行けそうに思える。駅前にはまもなく完成予定のサンガスタジアムの工事が進んでいる。 |
明智光秀像 2020年大河ドラマ 麒麟がくる |
工事中のサンガスタジアム |
亀岡駅(標高90m)を出発して明智越えへ |
明智越えへ |
工事中のサンガスタジアムを眺めながら進む、この辺りにコスモス園があったのだがスタジアムの下敷きになったようだ。保津川下りの船着場から保津橋を渡り、保津の街へと歩く。昔保津村の中心地だったとみられるところに保津村道路元標が立っている。 |
明智越えへ |
明智越えへ JAの東側の三叉路 |
保津村道路元標 JAの東側の三叉路 |
明智越えへ |
集落の中を山の方向に登ていくと、明智越えの入口、簾戸口(すどぐち)に到着する。ここで、明智越えや愛宕山道の説明を見ながら予備知識を得る。 |
明智越えの入口 簾戸口(すどぐち) |
明智越え 簾戸口(標高145m) |
明智越え 簾戸口にて |
明智越え 簾戸口 |
明智越えの説明版 画面をクリックすると拡大します |
愛宕山への道説明版 画面をクリックすると拡大します |
楽しみは、水尾にあり、いざ出陣エイエイオー!明智越え入口の簾戸口を出発。少し進むと急な登り道になってくる。軽く考えていたが結構な登りで、標高390m辺りまで標高差250mの急登だ。
頑張って登っていく、所々に「保津百景道しるべ」が建っていてそれらを見ながら登っていく。登り始めて約50分で峯の堂に到着する。 |
明智越えの出発 楽しみは水尾にあり! |
明智越え |
明智越え |
明智越え 所々にある「保津百景道しるべ」 |
明智越え |
明智越え |
明智越え |
明智越え |
明智越え |
峯の堂(むねんどう) (標高385m) 説明版クリックで拡大 |
峯の堂(むねんどう)、このこんもりしたところに清和天皇が祀ってあるとここの案内板に記されているが、水尾に御陵があり、どんな関係なのだろうか。
この道は、嵯峨に通じる道、そして愛宕山に参拝する聖なる道だった。光秀はこの道を亀山城や城下町と同じように整備したそうだ。
光秀は、本能寺攻め必勝を祈願して、峯の堂にお参りしたそうだ。本能寺攻めは一応成功するが、山崎の合戦で敗れ、いつしかこの堂は、「無念堂」に変わったと伝えられているそうだ。
蛇足ながら、亀山藩として栄えこの地は亀山と呼ばれていた。しかし三重県亀山市と混同するため、明治2年亀山から亀岡に改称されたそうだ。 |
峯の堂(むねんどう)にて |
峯の堂からほんの少しで、緩やかな尾根道に変わってくる。あちこちに台風の爪痕で倒木があるが、ハイキングができるように整備されつつある。 |
明智越え 峯の堂を過ぎると平坦な尾根になる(標高390m) |
明智越え 倒木が多いが整備されている |
明智越え 斜面が少し崩れている |
牛松山 (愛宕山と説明したが牛松山のようだ) |
明智越え |
明智越え 倒木も越えて |
土用の霊泉の手前で崖崩れが起きていて、高巻きして通れるよう整備が進んでいる。土用の霊泉はこんな山の天辺に水飲み場があったと言う、崖崩れで確認はできなかったがそのうちに見られるかもしれない。 |
「土用の霊泉」辺りが土砂崩れ 高巻きして越える |
土用の霊泉 (説明版クリックで拡大) (標高400m) |
明智越え |
明智越え 通行止/迂回路(標高380m) |
さらに進むと明神峠への分岐になり、右下に下る明智越えは崩れていて通行止めになっている。迂回の説明板の指示にそって進むと送電線鉄塔があり、下をくぐると明智越えへの迂回路が出てくる。 |
明智越え 迂回路・鉄塔ピークを巻いて案内に従う |
迂回路を通り通行止めの反対側に出る(標高375m) |
迂回路の尾根道を少し下ると、通行止めの反対側に出て、ここから元の明智越えに戻って下っていく。先が見えてきてほっと一息だ。 |
明智越えのルートに戻りほっと一息 |
保津峡分岐(標高325m) |
保津峡分岐で小休止をとる、ここから右に下ると、三角点があり、保津峡近くに下れるはずだ。一息ついたところで水尾に向かって下っていく。 |
明智越え |
明智越え |
明智越え |
明智越え(標高310m) |
しばらく下ると、送電線鉄塔の下を過ぎ、下りが急になってくる。やがて下りきり、丸太橋を渡ると、明智越えは終了だ。 |
明智越え |
明智越え |
明智越えもほぼ終わりだ |
橋を渡り丹波散策の道を水尾へ(標高145m) |
丸太橋から下れば保津峡駅、我々は水尾へとこの道を登っていく。爪先上がりの道を頑張って登りきる。たわわに実った柚や赤い実の南天が美しい。 |
明智越えを終えて 今日の目的地水尾へ |
ゆずの里へ 柚風呂が待っている |
ゆずの里へ あと少し頑張ろう |
ゆずの里に到着 |
ゆずの里まるげんさんに到着、さっそく柚風呂にはいりゆっくり温まる。みんなほっこりしたところで鍋を囲んで忘年会。 |
ゆずの里 まるげん |
まるげんにて |
まるげんにて |
まるげんにて |
まるげんにて |
今年も無事故で楽しい山歩きができました。1月は鳩ヶ峰と伏見のお酒、そして生駒山、盾越山とかきおこ、3月金華山は雨で中止、その後は三草山、サルの前栽、外鎌山、福知山廃線敷、妙見の森BBQ、国見山、深山、御破裂山そして今回の明智越えでエイエイオー打ち上げとなった。
皆さん何よりも元気で歩けたのが一番良かったと思います。来年も元気で山歩きをみんなで楽しみましょう。
ありがとうございました。 |
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コ ース
J京都(8:10)=[嵯峨野線]=亀岡(8:38/8:50)〜保津八幡宮(9:06)〜登山口(9:23/9:29)〜
峯の堂説明板(10:19/10:29)〜土用の霊泉(10:54)〜明神峠分岐(11:01)〜迂回路分岐(11:15)〜
保津峡分岐(11:25/11:33)〜送電線鉄塔(11:45)〜丸太橋(12:04)〜
水尾・まるげん(12:30/入浴・会食/15:56)=[送迎バス]=JR保津橋駅(16:09/16:12)=[嵯峨野線]=
京都(16:34)
天候 晴れ
参加者 10名
実施日 2019.12.12
松愛会山歩き会 ohki
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