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竜山 観濤処(かんとうしょ)にて |
松愛会山歩き会 |
竜 山 標高92m 宝殿山 標高64m石の宝殿・生石神社 |
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宝殿駅〜観濤処〜竜山〜竜山登山口〜石の宝殿・生石神社〜宝殿山〜宝殿駅 |
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6月16日、松愛会山歩き会で竜山、宝殿山に登った。今日の最高齢は80歳だ。梅雨空で雨が予想されていた。なんとか12時過ぎまでは雨は降らないだろうと判断、予定コースを変更して実施した。
大阪を新快速で出て加古川で乗り換え、宝殿に9時15分すぎ到着。駅前の尉と姥(じょうとうば)の像を見て竜山へと歩き始めた。駅前の古い道標から石の宝殿まで真一直線の道だ。高砂市総合運動公園の高砂市総合体育館前の花壇に尉と姥の像があり、ようこそ高砂市への看板もあった。
高砂神社に一本の根から雌雄の松が生えたそうだ。「尉と姥」に姿を変えたイザナギ、イザナミの二神が夫婦の在り方を説いたそうで、この木を「相生の松」と呼び夫婦和合の象徴として信仰されるようになった。 |
尉と姥'(じょうとうば)像 宝殿駅前にて |
古い道標 左 石宝殿 |
竜山へ |
尉と姥'像 高砂市総合体育館前 |
竜山へ |
宝殿山 |
高砂市総合運動公園を過ぎると正面が開け、川があり橋が架かっている。川は法華山谷川で橋は、生石橋だ。川の向こうにこれから登る竜山の採石場の絶壁が目に飛び込んでくる。橋の向こうには石の宝殿の宝殿山が見える。 |
竜山 |
生石橋を渡り山裾の突き当たりまで歩くと、左折になり、石畳道の県道393号になる。石畳を少し登ると鳥居があり生石神社(おうしこじんじゃ)だ。雨が迫っているので生石神社を通過して先に竜山に登ることにした。坂を登っていくと左手に竜山の砕石跡がそびえている。 |
石畳の県道393を登る |
生石神社鳥居を通過 |
左手に竜山の砕石跡がそびえる |
竜山の登山口は坂を登りきった右に生石神社の鳥居、左に民家がありその左側から尾根に取り付く。尾根道の右横の登り口に観濤処三大宮碑が建っている。 |
竜山への登山口 民家の横から尾根道に入る |
観濤処三大宮碑 |
竜山山頂を目指し細い尾根を登って行く、少し登ると絶壁に上に出て緊張が走る。絶壁に下に吸い込まれそうだ。
しばらく登ると岩の尾根になる。事前に調べた情報ではすごく危険な岩場で・・・と記されていた。危険とあってザイルを持参したが、それを使用するような危険な箇所はなかった。 |
竜山へ 尾根道を登り始める |
宝殿山を振り返る |
尾根から足元の採石場に吸込まれそうだ |
竜山へ |
竜山へ ちょっと岩場が |
竜山へ |
竜山へ |
危険と聞いてザイルを持参したが難なくクリヤー |
南西方向の砕石場の山 |
そんな箇所を過ぎると、少し広くなっていて右下の下る手摺のある石段がある。5mほど下ると名所の「観濤処(かんとうしょ)」に到着する。
高砂市教育委員会の案内によれば、波のうねりを望む景勝地に、江戸時代後期、天保7年(1836)に、姫路藩永根文峰の書を河合寸翁が刻ませたもの。「観濤処」の左側には、その由来文が刻まれている。 |
尾根から少し階段を下り観濤処へ |
観濤処の案内 |
観濤処(かんとうしょ) |
観濤処にて |
観濤処からの現在の展望 |
観濤処から石段を引き返し登ると、展望広場になっている。観濤処からの展望は現時点で木が茂っていて少ししか見えないがここからだと少し視野が広い。
ここからひらすら尾根道を登っていく。途中よく分からないが古墳の横を通る。さらに登ると竜山の山頂に到達する。 |
観濤処上の尾根の展望所 |
竜山へ |
竜山へ 後方の盛り上がった所は古墳 |
竜山 山頂 |
竜山は、標高92mで二等三角点になっている。展望はほぼ360度だ。高御位山、高砂市街、新幹線、家島などを望むことができる。今日は曇り空だが晴れていたら素晴らしい展望が期待できそうだ。 |
竜山 山頂 |
竜山 二等三角点(標高92.4m) |
高御位山遠望 |
新幹線通過! |
雨が心配なので一休みして採石場入口の登山口へと下山した。登りは緩やかなの尾根歩きだったが下りは少し急坂だった。 |
竜山から下山開始 |
竜山登山口(採石場側)へ |
竜山登山口へ |
採石場入口に下山 |
石切場入口に降り、橋を渡らって振り返ると竜山の荒々しい砕石の壁が山の断面を現している。そんな景色を見ながら公園横の歩道を生石橋へと進む。 |
竜山 砕石跡がそそり立つ |
竜山 宝殿山(右端) |
竜山をバックに |
竜山 |
石の宝殿へ |
石の宝殿(中腹)と「ふれあいの郷 生石」のモニュメント |
生石橋に戻り、再び生石神社鳥居に戻った。鳥居の脇に家紋石、三本矢があった。この家紋石は元々観濤処近くにあって風化し始めたのでここへ移動したそうだ。鳥居から急な石段を登りきると、生石神社に到着。 |
石の宝殿・生石神社 |
家紋石「三本矢」 鳥居左横にて |
急な石段を登る |
生石神社 拝殿 |
神社からの展望 |
拝殿脇から下界を眺めると高砂市外が一望できる。一つ目の拝殿からお参り、2つ目の割拝殿で100円収めて石の宝殿、御神体を拝む。
生石神社は、石の宝殿と呼ばれる巨大な石造物を御神体としている。石の宝殿は、横6m余り、高さ6m弱、奥行7m余りの四角い石で、水面に浮かんでいるように見えるため、浮石とも言われる。。 |
生石神社 |
石の宝殿 |
石の宝殿(浮き石) |
生石神社のお参りして、山頂公園、宝殿山山頂へと石の宝殿の左側から登っていく。山頂まで石段が刻まれているが、本当かどうか分からないが山全体が一枚岩で出来ているとか。それで石段は岩を削って造られている。少し上がったところから石の宝殿を見ると、宙に浮いて見えるのがよくわかる。あっという間に山頂に到着。 |
山上公園・宝殿山へ |
宝殿山へ |
石の宝殿 |
宝殿山へ |
宝殿山へ |
宝殿山へ |
宝殿山は、標高64mで象の背中のような広い山頂だ。山頂には、大正天皇行幸之碑が建っていて、横に東屋があり休憩所になっている。展望は素晴らしく360度の絶景だ。ここは夜景鑑賞のスポットにもなっているようだ。 |
長宝殿 山頂(標高64m) |
宝殿山かた竜山を望む |
宝殿山 山頂にて |
宝殿山から高御位山を望む |
宝殿山から高砂市・播磨灘を望む |
宝殿山から竜山を望む |
山頂でお預けの昼食をいただき休憩をとった。雨がポツポツやってきたので早々に下山開始した。豊田駅まで10分ほどのところから少し雨がきつくなってきたが12時40分に宝殿駅に無事到着した。
雨の心配で少し忙し過ぎた感もあったが、楽しく無事2座を楽しむことができた。皆さんお疲れ様でした。
日帰り温泉は、三宮まで戻りHATなぎさの湯に入りいつもよりゆっくりくつろいだ。反省会は梅田に戻ってビヤホールで乾杯。ありがとうございました。 |
蛙の彫刻 |
石の宝殿の碑 |
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コース
大阪(8:12)=[新快速姫路行き]=加古川(9:12/9:14)=宝殿(9:17/9:30)〜生石神社P(9:57)〜
観濤処(10:07/10:23)〜竜山(10:33/10:46)〜竜山登山口(10:55)〜生石神社(11:11/参拝/11:25)〜
宝殿山(11:28/昼食/12:00)〜生石神社(12:07)〜宝殿駅(12:39/13:01)=[米原行き]=
加古川(13:05/13:07)=[新快速長浜行き]=三ノ宮(13:36/13:42)=[阪神]=春日野道(13:44)〜
HATなぎさの湯(13:59/入浴/15:15)〜春日野道=[阪神]=梅田(16:12)
天 候 曇りのち雨快晴
参加者 8名
実施日 2016.06.16
山歩き会 ohki
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