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金剛山 湧出岳 山頂にて | ||||
松愛会山歩き会 | ||||
金 剛 山 標高1125m | ||||
金剛駅〜ちはや園地〜湧出岳〜葛木岳〜国見城址〜金剛駅 | ||||
2月19日、松愛会山歩き会で金剛山に登った。金剛山はあちこちの登山口から登っているが今回はロープウエイで一挙に山上に、参加者もロープウエイは初めての方が多く大変良かった。 難波駅を予定より一本早く8時8分に急行で河内長野へ向かった。バス停に着くと長い列ができていた。土日は込むのでかなり早く行かないと一杯だが平日の今日は大丈夫と思っていたが満員だった。 バスに立ちんぼでつり革にぶら下がりながら約40分やっと金剛山ロープウエイ前に到着した。ここからロープウエイ千早駅まで坂道を登って行く。約10分いきなりの急な登りで面食らった。 ロープウエイの客は数組と幼稚園児30人ほどで、一般客は先に定刻で登った。 |
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金剛山ロープウエイ千早駅 |
千早駅 |
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金剛山ロープウエイ金剛駅 |
金剛駅前にてアイゼン装着 |
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金剛駅標高は975mに約6分で到着、気温は0℃だ。早速アイゼンを装着していると幼稚園児が登ってきてそのままちはや園地へと登って行った。 一面の樹氷で物音一つしない静かな山だ。土日だとさぞかし賑やかな雰囲気だろうと思う。あまり樹氷が綺麗なので広い道を直ぐ登るのはもったいないので、しゃくなげの路を散策しながら登った。 |
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雪のしゃくなげの路を散策 |
樹氷が美しい |
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樹氷が美しい |
自然のミユージアム |
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香楠荘前を通り、ちはや星と自然のミユージアム前に着いた。自然のミュージアムの屋根には枯れ草が茂り氷柱が下がっていていかにも自然の感じを出している。大きな松の木も雪をかぶり緑の松が白い帽子をかぶっているようだ。 ちはや園地のピクニック広場は、銀世界で先の登ってきた幼稚園児が今から雪遊びを前に先生がお話をされていた。我々は休憩舎の前から左折してダイヤモンドトレイルに沿って登って行った。 少し登ったところで展望台がある。展望台には帰路よることにして通過し、大阪府の最高地点標高1053mに立ち寄った。 |
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自然のミユージアムまえの松の木 |
ダイヤモンドトレイル |
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大阪府の最高峰(標高1053m)にて |
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トレイルに戻り、また歩き始めた。しばらくすると湧出岳へ右折する分岐があるが左のトレイルを登って行く。左に大きく湧出岳山頂を巻いたところで右上の山頂を目指して植林帯を登る。かなりの急登だが今日一の踏ん張りどころだ。登り切ると湧出岳の山頂に立つ。 | ||||
ダイヤモンドトレイル |
湧出岳へ |
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湧出岳は、標高1111.9mで一等三角点になっていて三角点の点名は金剛山だ。山頂の周りは植林帯で少し切り開かれた山頂とアンテナ鉄塔が建っている。国土地理院の地図には表忠塔の表示があり、中高生の頃にはよく登ったもだ。今は、その表忠塔も劣化し、保存会が「金剛山展望塔」としてフェンスで囲んであった。高さ25mで燭光400ワットと記されていた。 表忠塔は、昭和3年御大典記念として金剛山麓の奈良、大阪の3郡の教育委員会が中心となって、大楠公をしのんで建設された。太平洋戦争から昭和36年まで消灯されていたがその後点灯され現在に至っている。今私の目で確認していないがこの表忠塔と国見城址に新しく建てられた国見塔も点灯しているという。昔、葛城の実家から眺めた表忠塔のある金剛山の眺めが懐かしい。 |
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湧出岳 山頂 |
湧出岳 一等三角点(標高1111.9m) |
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湧出岳 山頂にて |
湧出岳 山頂の経塚 |
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山頂の、経塚をあとに下り、一ノ鳥居から葛木神社へと登り返した。葛木神社直下にブナ平があり、ここから眺める葛城山は素晴らしく美しい。今日は少し白い山頂が見られたが5月には真っ赤に染まるつつじの山頂を望むことができる。 | ||||
湧出岳をあとに |
一ノ鳥居をくぐり葛木神社(葛木岳)へ |
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葛木岳の樹氷と葛城山・二上山・生駒山系 ブナ平より |
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葛木岳の樹氷 ブナ平にて |
葛木岳の樹氷と葛城山・二上山・生駒山系 ブナ平より |
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葛木岳の樹氷と葛城山・二上山・生駒山系を背景にブナ平にて |
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ブナ平から急斜面を登り切ると葛木神社に到着、参拝して記念写真を撮る。 葛木神社の一番高いところが標高1125mの葛木岳の山頂で神域のため拝殿までしか入れない。拝殿の横に金剛山山頂の標識が建っている。 金剛山は総称で、三峰でなっていて主峰がこの葛木岳標高1125m、三角点のある湧出岳標高1112mそして今日は行かないが国見城址の近くの大日岳標高1094mだ。しいて言えば葛木岳の東に私の中学校校歌になっていた白雲岳標高985mもある。 |
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葛木岳へ最後の登り |
葛木岳に到着 |
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葛木神社(葛木岳・金剛山山頂標高1125m) |
金剛山 山頂にて |
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葛木神社をあとに朱色の燈篭が並ぶ白い絨毯の参道を下る。途中に夫婦杉があり、立派な夫婦杉を見上げる。脇には、夫婦の歌碑があった。その中に、60代は信頼で70代は感謝で80代は一心同体で・・・と刻まれていた。今日の参加者は感謝しながら生きる世代が主で、信頼されるひと、一心同体のひとが数名だ。みんな感謝の気持ちを忘れないで過ごしたいものだ。 | ||||
夫婦杉 60代は信頼で70代は感謝で80代は一心同体で |
参道 |
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参道を下る |
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転法輪寺境内へ到着 |
転法輪寺 |
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国見城址に到着 |
国見城址の金剛桜も雪で満開 |
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古木の大杉を眺めながら参道を下り、転法輪寺そして国見城址に到着した。城址の広場で昼食にした。少しの熱燗で少しほっこり、熱くなったおでんでほっこりしながらしばしの昼食を楽しんだ。 国見城址からは富田林から大阪市街、六甲山系が望め、平野部は晴れてひかりかがやいていた。頭上は黒い雲がのっかっていて平野部に垂れ落ちていきそうな感じだ。 |
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富田林から大阪市街を眺める 国見城址より |
国見城址にて |
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童心に返って |
国見城址をあとに |
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国見城址をあとにロープウエイ金剛駅へと下山した。下山は楽な近道を下った。樹氷が美しく時々感動しながら歩いた。約30分で金剛駅に予定していた時間に到着、当初予定のコースで展望台に上っていたら予定時間大幅遅れのところであった。 | ||||
金剛駅へ |
樹氷を楽しみながら金剛駅へ |
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樹氷 |
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樹氷を楽しみながら金剛駅へ |
金剛駅に無事下山 |
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金剛山ロープウエイ金剛駅 |
金剛駅から下を見る |
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金剛駅でアイゼンを外し身支度していると程なくロープウエイに発車時刻になった。約6分で千早駅に到着した。バスの発車まで約8分、急いで坂道を下った。せめて15分あれば楽に下れるのだが、バスに着くや否や直ぐ出発した。バスは往路を戻り、河内長野駅に14時半に到着、4番乗場のバスに乗り換えて温泉に行った。 温泉に近いバス停で降りると雪を頂いた金剛山が清清しく見えた。 風の湯という温泉でなかなか良い温泉だった。露天石風呂、露天翡翠石風呂、炭酸泉など多くのお風呂が楽しめた。強いて言えば炭酸泉は少しパワー不足だったが金剛山で冷えた身体を十分温めゆっくりとくつろぐことができた。 入浴後は河内長野までバスで引き返し、大阪へと戻った。明日そして明後日と歩きに行く人が多く、なんばでの反省会は男性ばかりの4人になった。難波のゆかりでお好み焼きを食べながら反省会を行なった。 歳を重ねると金剛山のような高い山にはなかなか行けなくなるがロープウエイを使うといきなり別天地、樹氷の大自然に飛び込める。今日は積雪が少なく気温が低かったので樹氷が美しく、しかも行動がしやすかったので良かったと思った。皆さんのご意見をお寄せください。楽しい山歩きお疲れ様でした。 |
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雪頂いた金剛山 上原口より(14:45) |
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風の湯 |
雪頂いた金剛山 上原口より(16:12) |
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コース |
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