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松愛会山歩き会 | |
城ヶ峰 標高555m 三峯山 標高576.2m | |
松愛会山歩き会主催の三峯山(三峰山)登山を行った。この会で2001年(平成13年)にほぼ同じコースで実施され、今回と同じ8名の参加者だったそうだ。その時は三峯山からの下山が茶口へのコースだったとのことだ。 天王寺駅に集合して日根野駅へ関空快速で向かう。日根野駅前から南海ウイングバスに乗り水呑地蔵BSで下車。支度をして出発。稲倉池への分岐まで200mほどダンプの通る車道の端を注意しながら歩く。稲倉池専用道路の石標があり、ここからゴルフ場への車ぐらいの往来になる。左へ大きく巻くように車道を登っていくと正面に稲倉池が見え始める。グリーンの美しい池だ。上流の池の端辺りから小富士山がきれいに見える。車道から少し入り込んで山と池の景色を眺める。池にお別れして水呑林道を歩き始める。ここまではゴルフ場への道だったので広い道だったがここからは狭い林道だ。20分ほど歩いたところで舗装がなくなり地道になる。所々ぬかるみもある道だ。時節柄、毛虫がたくさんいるので要注意だ。林道に入って約50分で峠かと思われるところに来ると、左上へ5分のところがササ峠だと言う標識がある。左の急な坂を登りきるとササ峠に到着した。ここで行動食を食べたりして休憩した。休憩後直ぐ尾根道に出て景色がよくなった。休憩を数分先に延ばしたほうが景色がよかったようだ。 出発してササ峠へはアプローチで目的の三峯山から西へ大きく迂回している。ここから東へ三角形の底辺を行くように登山の本番になるのだ。しばらく南下気味に尾根を歩く。尾根はザレ場になっていてカマ尾根というそうだ。この尾根がかなりきつく足元が滑りやすい。所々から展望がよく、ボンデン山がきれいに見える。また右側には大山、竜ヶ岳、殿尾山、お菊山の連山が見える。これから展望を楽しむ余裕がなくなってくる。もっぱら展望できそうなところはない。正面に見えるピークが城ヶ峰(じょうがみね)だろうと登りきるとそうではない。ガイドにもピークがたくさんあると書いてあったし、地図を見てもその通りだ。でも歩き始めるとそんなことは忘れて目先を追うようになる。何回もだまされてやっとボンデン山への分岐に到着。 ここからもさらにだまされて一山一山小さなピーク大きなピークを乗り越えた。1時すぎ城ヶ峰に到着、早速昼食にした。遅い昼食になったがみんな良く頑張ったと思う。城ヶ峰は標高555m、「555の蓬莱」ではなかったか?「551」だよ。みんな元気が出てきたようだ。 昼食後は今日の目的地三峯山へと尾根を歩き数回のピークを越えると今度は軽く着いた。ここから神通へ下って温泉に行こうと思っていたが残念ながら採石場が登山道まで食込んで行けないらしい。三峯山は標高576.2mで二等三角点になっている。山名は「三峯山」「三峰山」どちらが正しいのか分からないが国土地理院では「三峯山」の標記になっている。城ヶ峰まで戻って犬鳴方面に尾根を下る。しばらく下ると九十九折れの林道があるようだが生草谷への踏み跡を下る。杉の植林の中をしばらく下ると沢に出る。ここから沢沿いのわずかな道や沢の中を足元に注意して下る。 パッと開け林道の終点に出る。苔むした石や滑りやすい枯葉溜まりから抜け出せてホッと一息だ。しばらく舗装された林道を下ると、九十九折の林道と出会う。やがて自動車の音が聞こえ出すと、林道の入口だ。 ここから後を振り返ると今登ってきた三峯山が美しく見える。あんな高いところによく登ったものだ。関心関心。車道を数分歩いて犬鳴山バス停に到着。近くの、み奈美亭で温泉をいただいて疲れをとり、帰途に着いた。 水呑地蔵からササ峠までのアプローチが1時間半と長すぎて本番の登りが厳しかったようだ。齢を考えてアップダウンの少ない低山で温泉のある山を選ばねば。これまた大変かも。 何はともあれお疲れ様でした。次回もこれに懲りず頑張って山に登りましょう。 |
水呑地蔵 |
稲倉池へ |
雨山 稲倉池分岐より |
小富士山 稲倉池より |
ササ峠へ5分の分岐 |
ササ峠 |
カマ尾根を登る |
ボンデン山 カマ尾根より |
小富士山 尾根道より |
城ヶ峰 山頂 |
城ヶ峰山頂にて |
三峯山 山頂 |
三峯山 三角点 |
三峯山 二等三角点 |
生草谷を下る |
三峯山 生草林道より |
三峯山 生草林道より |
三峯山 生草林道より |