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松愛会山歩き会 | |
畝傍山 標高198.8m 甘樫丘 標高148m 橿原神宮〜畝傍山〜甘樫丘〜飛鳥資料館〜健康福祉センター 太子の湯 |
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松愛会山歩き会主催、今年2回目の例会で畝傍山から甘樫丘に行った。 橿原神宮前駅からスタート、橿原神宮に参拝する前に深田池を一回りして畝傍山の全貌を眺める。 池の周りまで来る人は少ないようだ。参加者も初めての方が多く深田池からの景色に喜んでもらえた。橿原神宮にお参りしていよいよ畝傍山へと向かう。登山口は北神門を出てしばらく行ったところにある。登山口から少しで東大谷目女命(やまとおおたにひめのみこと)神社を右手に過ぎると山道になる。畝傍山の南側を時計方向に緩やかに登る。畝傍山口神社分岐を右にとりどんどん登る。やがて突き当たり気味のところから半時計方向に登る。イトクノモリ古墳分岐を過ぎれば山頂に着く。 畝傍山は標高198.8mで三等三角点になっている。山頂から金剛、葛城連山がきれいに見える。ガイドブックなどでは天香久山、耳成山が見えるよう案内されているが木立で見れなかった。畝傍山の裾野には天皇陵などが取り巻いている。東に神武天皇陵、北西に綏靖塚(すいせいづか)、南西に安寧天皇陵、南に懿徳(いとく)天皇陵、南東に橿原神宮があります。万葉集、中大兄皇子が読んだ歌に、 香久山(かぐやま)は 畝傍(うねび)を愛(お)しと 耳成(みみなし)と 相争ひき神代(かみよ)より かくにあるらし 古昔(いにしえ)も 然(しか)にあれこそ うつせみも 嬬(つま)を争ふらしき 下山は分岐まで戻りイトクノモリ古墳方面へ下る。この道は登りと違って露岩もある急坂が続く。畝傍山は死火山だそうだが急斜面と露岩などから裏付けられるのだろうか。かなり緊張して下山すると芝生の若桜(わかさ)友苑に出る。 橿原公苑から橿原観光ホテル前から球場横を通り、近鉄橿原線踏切を渡る。突き当りがいもあらい地蔵で右折し、丈六交差点を左折、剣池、和田池、豊浦寺跡、難波池へ。甘樫丘公園から甘樫丘へと登る。山頂は豊浦展望台で次元を超えた景色を堪能することができる。大和三山畝傍山、耳成山、天香久山がさらに飛鳥の集落が眼下に見え、多武峰が後ろに見える。山頂からあそこが飛鳥寺、蘇我入鹿の首塚はあの辺りだなど会話も弾んだ。 昼食後川原展望台へ行く予定を、急遽キトラ古墳の壁画百虎の特別展示を見に行くことにした。甘樫丘を下山して東へと進み、飛鳥資料館へと歩いた。待ち時間の長さに驚かされていたが案外楽に見ることができた。 キトラ古墳から剥ぎ取られた白虎の壁画はもっとでこぼこしたところに描いてあると思ったが、つるつるした感じで一見してタイルに描かれた絵のように見えた。 飛鳥資料館敷地に亀石や酒船石、亀形石造物などレプリカがたくさんある。白虎見学の後、ハイキングコースにもだった。飛鳥寺から川原寺跡を経て健康福祉センターたちばなへと歩いた。 太子の湯に浸かり、ゆっくりした後帰途についた。天気もよく暑さも適度ですばらしいハイキングになった。 |
金剛・葛城山 深田池より |
畝傍山 深田池より |
橿原神宮と畝傍山 |
畝傍山へ |
金剛・葛城連山 畝傍山山頂より |
畝傍山 三等三角点 |
畝傍山を下山 |
若桜友苑 |
甘樫丘へ |
甘樫丘山頂 |
甘樫丘 四等三角点 |
畝傍山、後方は二上山 甘樫丘より |
耳成山 甘樫丘より |
天香久山 甘樫丘より |
甘樫丘 飛鳥資料館近くより |
亀石(レプリカ) 飛鳥資料館にて |
キトラ古墳壁画白虎の部分(朝日新聞PR版の一部) |
明日香村健康福祉センターたちばな |