堂々1位の予選通過でクイーンズ駅伝出場へ
パナソニックエンジェルスが10月23日、全日本実業団対抗女子駅伝競走大会予選会(プリンセス駅伝 in 宗像・福津)で優勝を果たしました。これにより、11月27日に行われる実業団女子駅伝日本一を決める大会、全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(クイーンズ駅伝 in 宮城)への出場(34回目大会記録)を堂々1位の通過で獲得しました。
暑さとの闘いとなった大会当日、沿道には250人に及ぶパナソニックの社員や家族とともに、パナソニックホールディングス株式会社の宮部義幸副社長、パナソニックオートモーティブシステムズ株式会社の永易正吏社長、パナソニックスポーツ株式会社の久保田剛社長ら幹部も応援に駆け付けました。
6区間42.195kmのコース競争に、31チームが出場して行われたプリンセス駅伝。最後の最後まで、どのチームが優勝するか分からない大接戦のレースでした。
昨年は怪我に苦しみ、クイーンズ駅伝では、長年守り抜いてきたシード権を失う悔しい結果に終わったエンジェルス。その雪辱を果たすべく、今年はまさにチーム一丸となって万全の調整を積み重ね、プリンセス駅伝にベストの布陣で臨みました。
エンジェルスの走順は、内藤早紀子選手、渡邊菜々美選手(区間賞)、中村優希選手、伊藤南美選手、森田香織選手、信櫻空選手(区間賞)。
まず1区で内藤選手が先頭グループに入りレースを引っ張って4位につなぐと、2区の渡邊選手が区間賞を取る素晴らしい走りで一気にトップに浮上。3区のエース区間は中村選手が2位と踏ん張り、外国人選手が登場する4区では伊藤選手が日本人3位で走り抜けて、5区の森田選手につなぎました。森田選手は上りの辛いコースを攻めて全体3位に順位を上げると、6区のアンカー信櫻選手が快走を見せ、途中で一人を抜きトップで走る選手を猛追。とうとうゴールの約300m手前で1位に躍り出るとそのままテープを切りました。信櫻選手は区間賞にも輝きました。
2時間18分06秒という満足のいくタイムと共に、堂々の予選1位通過を実現したエンジェルス。11月27日に宮城県で行われるクイーンズ駅伝では、次年度同大会へのシード権が与えられる8位以内を目指します。
試合直後、近くの広場で行われたパナソニック閉会式では、九州地区のパナソニックグループや選手の職場の皆さんを中心に構成された応援団が集まり、団長たちが選手たちに労いの言葉を述べました。また監督や選手も一人ひとりレースを振り返ってコメントしました。
最後は全員で万歳三唱を行い、感動のプリンセス駅伝を締めくくりました。
エンジェルスからのコメント
森田詩織キャプテン
たくさんの応援をありがとうございました。おかげさまで優勝することが出来ました。
クイーンズ駅伝に向け、よりレベルアップし、より強いパナソニックの走りができるようチーム一丸となって頑張ります。
安養寺俊隆監督
怪我がなければ強いパナソニックを見せたかったんです。目標通り、想定通りの走りができました。本当に良かったです。
佐藤賢一GM
この大逆転は偶然ではなく、強い選手たちの熱い思いがあったからこそ、チーム力の表れです。
皆様、ありがとうございました。
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