松愛写真クラブ・秋の撮影会 等々力渓谷にて実施しました

 11月30日、等々力渓谷にて撮影会を実施しました。

大井町線等々力駅に集合。道路を渡って成城石井の脇を通り抜けるとそこは渓谷に降りる階段。前夜の雨で階段が滑りやすい。
踏み外さないようちょっと急な階段を一段一段慎重に降りる。
雨上がりということもあり草木風景の撮影にとっては、樹々の幹が湿り潤っているので生き生きとしており最適な条件。
ただ、寒くなったとはいえ、山間部と違い、都心ではまだ夜の冷え込みは、10℃前後が続いており、落葉樹の黄葉は、イチョウをはじめ今見ごろを迎えている(とは言っても例年よりちょっと遅い)が、モミジの紅葉は、進んでいない。
モミジは夜7~8℃の冷え込みが一週間ほど続くと見ごろとなる。
階段を下まで降り、周りの樹々を見渡すとまだ青々とした葉がほとんど。ところどころ黄葉した樹々がある程度だ。ウーンやはりまだ早いかぁと思いながら下流の方に足を進める。コースの半分ぐらいまで来たところでようやく黄葉の樹々が多くなってきた。

 

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このあたりからモミジの紅葉も見られるはずだが何本かある樹は全てまだ緑のままである。ここでしばらく黄葉した樹々の撮影を行なった。モミジだけが被写体ではない。
黄葉した樹々も美しい。幹にびっしりきのこが生えているも見つけた。早速カメラを向け構図を整え撮影。


終着点の等々力不動尊付近のオレンジに染まったモミジがあったがこの葉は、もともと赤い葉のモミジで、周りのモミジの葉がまだ青い中ひときわ好彩を放っていた。
不動尊に滝があるがこの滝の水の着地点でのはじけ具合をシャッタースピードを変えながら撮影。

 

水流の落下速度にもよるが、左の写真はシャッタースピード1/30秒で撮影。落下地点での跳ね返りがブレて連続した線状として写っている。右の写真はシャッタースピードを1/500秒に早やめ高速シャッターで撮影。その結果、跳ね返った水流が飛沫として写し込まれた。

両者のいずれが良いかは、作品としての作者の意図する表現の違いで、左のシャッタースピードをもっと遅くすると飛沫の飛び散り方が更に線状になり放射状に広がり、流状感を表現した柔らかみのある写真になり、高速シャッターにすることにより飛沫の飛び散りの激しさを表現する写真となる。
この滝から不動尊の本殿までかなりきつい階段がありそこを上り本殿へ。
本殿脇にモミジの樹々があるがそこのモミジがようやく紅葉し始めておりしばしそこで紅葉を満喫しながら撮影を楽しんだ。

メンバー各位思い思いの気持ちを込めて力作を撮影。
本殿の境内では遅くなった七五三のお参りをする親子連れの姿も見られかなりにぎわっていた。
それぞれ満足のいく撮影ができたかは さておき、そろそろおなかが空いて来たので
近くのイタリアンレストランで、昼食を摂りながら撮影談議に花を咲かせお開きとした。

(記:村松克芳)


次回は下記人の撮影した写真を持ち寄り鑑賞会を実施。(予定1月18日)
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