「HPネット発信を始めて25年 いま『青春』真っただ中」
吉永 勇会員の活動をご紹介します
長崎・鹿児島で育った吉永さんは、松下電器でのスタートは草津エアコン 事業部でした。40 歳をこえて、パソコン部門に転 勤。コンピューターもわからないまま、パソコン用語は頭 でなく指で覚えようと、仕事のかたわら、個人HP(ホー ムページ)スタート。 当時HP といえば個人サイトは珍しく、ブログサービス が出てきて、「朝に祈り夕べに感謝」を始めたとなつかしそ うに語ります。
このブログを 見て、HP をは じめた 15 年来 の友人もいま す。「自分の思い を世間の人に伝 えたいなら、気 軽に始めましょ う。今はデザインひな形も多く、思うほど難しくないです よ」日々のブログが「自慢史」でなく「お手製自分史」に なるようです。こうして25年間発信を続けました。写真、 交遊録、世相の辛口批評あり、おいしいものも紹介してま す。人生の一コマ一コマです。
一コマ目は地域活動記録。サラリー マンは「定時制地域住民」と揶揄され ました。平日の深夜と休日しか家にい ませんから。罪滅ぼしに、地元の HP つくりに協力し、空き家スペースの活 用を一緒に考え、外国人に日本語を教えています。 プログを彩るのは日本の風景写真です。二コマ目はJR青 春切符で日本中を回りました。同窓会から声がかかれば九 州に出かけます。そこで人と風景に出会いパチリ。
三つ目は青雲の志を、今も抱いていることです。若い頃 から多読乱読、多聞多見。ベトナム留学生に教えると、ベ トナム語を学び、交流します。
3 年前からは放送大学に入 学、情報コースで勉強中。50 歳の年齢差もなんのその、若 い人の WEB 飲み会に押しかけてます。大学には 10 年在 学できるので、寿命が先か、卒業が先か?と笑います。 そんな吉永さんに「年寄りの冷や水、手を出しすぎて何 も身についていない」と奥様は手厳しいとのこと。 けれど、風の吹くまま、気の向くまま、IT を友に、いろ いろな世界に飛び込み、周りに拍手・応援して、人生を楽 しみたいとまとめてくれました。
本記事は、お江戸松愛2021年3月号に掲載されたものに追記しています。
(レポート: 佐藤 写真:吉永さん提供)
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