第168回みちくさ会「虎ノ門今昔、新虎通りから汐留へ」を実施しました!

2024年9月28日(土) 曇り時々晴れ
今回は東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅のグローバルスクエア前に会員22名(初参加1名含む)が集合。担当より本日の主なコースを説明して、10時40分頃のスタートとなりました。(名札を配布)
① 「新聞創刊の地」虎ノ門交差点を西に入り込んだ場所に黒い石碑が建っている。ここは読売新聞発祥の地である。読売新聞は1874年(明治7年)この地で「日就社」によって創刊された。1889年(明治22年)坪内逍遥が文学主筆となる。尾崎紅葉、幸田露伴が入社。1917年(大正6年)「日就社」が「読売新聞社」に社名変更された。著名な文筆家が集まっていたのですね。
② 「虎ノ門金刀比羅宮」当宮は1660年(万治3年)に讃岐国丸亀藩主であった京極高和が、その藩領内の象頭山に鎮座する金刀比羅宮(本宮)の御分霊を当時藩邸があった芝・三田の地に勧請し、1679年(延宝7年)、京極貴豊の代に虎ノ門に遷座した。当時は金比羅大権限と称されていたが、1869年(明治2年)神仏分離の神祇官の沙汰により、金比羅神社に、1889年(明治22年)に金刀比羅宮に社号を改称し。現在に至ります。(四神の彫刻が施された鳥居の前で記念写真)
③ 「仙石伯耆守(ほうきのかみ)邸跡」
1702年(元禄15年)におきた赤穂浪士による吉良邸討ち入り後、義士の二名(吉田忠左衛門と高森助右衛門)がこの地にあった大目付・仙石伯耆守の屋敷に自首しています。
④ 「港区立みなと科学館」みなと科学館は子どもから大人まで楽しみながら科学を学ぶことができる施設です。2020年(令和2年)6月に開館。常設展示や実験室、プラネタリウムでの星空投影など、科学や自然を楽しめる施設。虎ノ門タワー連絡橋(連絡橋の上で記念写真)
⑤ 「虎ノ門ヒルズオーバル広場」街の象徴となるパブリックアートと共に広大な芝生が広がる、人と人をつなぐ街の中心となる広場。(広場内にて記念写真)新虎通りを東(新橋方面)へしばらく歩きます。
⑥ 「浅野内匠頭終焉の地」港区新橋4丁目の日比谷通り沿いに石碑があります。ここは陸奥一関藩主・田村建顕の上屋敷のあった場所で、浅野内匠頭が切腹した場所です。吉良上野介を江戸城内で切り付けた後、その日のうちに切腹となりました。切腹最中で有名な「新正堂」の移転した店舗も確認。昔、お詫びの手土産に利用していたこと思い出しました。
⑦ 「桜田公園」1935年(昭和6年)に開設され、1950年(昭和25年)10月に東京都より港区に移管されました。新橋駅に近く、ビジネスマンの憩いの場所になっています。遊具コーナーは鉄道発祥の地に因んだSLの形をした複合遊具をはじめ、色々と揃っており、多くの皆さんに利用されています。松愛会の同好会でも利用しています。新橋駅を通過し地下道を東へ
⑧ 「アドミュージアム東京」(入場無料)港区のカレッタ汐留にある広告をテーマにした博物館です。広告に関する研究助成活動を行う公益社団法人 吉田秀雄(電通の第4代社長)記念事業財団により2002年(平成14年)12月に開館。昔懐かしいポスターやCM、マッチ箱など興味深い広告がたくさん。カレッタ汐留の入口で12時25分頃の解散となりました。(名札を回収)
本日のコースは約6㎞弱のほぼ平坦なコースで、雨の心配もなく、虎ノ門・新橋界隈の変貌をおおいに感じた街歩きとなりました。

記事:山田、写真:上田、HP:松崎
次回は10月26日(土)(江戸の漁村 浦安を歩く)
東京メトロ東西線「浦安」駅 10時30分集合
詳細は下見報告書にてご案内します。
※お問合せ、質問等は以下のフォームにてお願いします。後日、担当より回答・返信を致します(少々お時間を頂く場合があります)


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