2023年 3月 松愛会「川柳インターネット句会」実施報告
- ◆実施月日
- 3月24日(金)〜27日(月)
- ◆句 題
- 「しぶしぶ」 ・ 「再生」 ・「時事句」・「自由句」
- ◆句 会
-
新型コロナウィルス対策で、各自宅にてインターネットを介して、投句・互選・点盛り・評価・提案等を続け、全投句50句の中からお江戸松愛掲載句・ホームページ掲載句・入選句を決定しました。
- ◆参加会員
- 青野 進(千葉市)、藤野勝利(台東区)、浜本音一郎(横浜市) 、吉永 勇(板橋区)、戸谷輝夫(取手市)以上5名
- ◆つぶやき
- 最近読んだ本のなかに、五木寛之のエッセイ集があり、私にとって強く印象に残った一文がありました。「人はみな大河の一滴」・・・人間をはじめ全ての生物はいずれは死ぬということは誰でも知っていることではありますが、それを恐れではなく、自然の摂理として、どう受け止めて、どう生き切るかという先人の考え方は、ただ何となく趣味や飲み会などで、リタイア後を過ごしている私としては、耳の痛い内容でもありました。
我が家の古くからの宗旨は浄土真宗ですが、親鸞の教えとして、人間は善悪に関係なくすべて浄土に迎えられると説きました。しかしそこは終点ではなく、浄土に再生した命がふたたび現世へ戻ってくる始発駅であると、寺の住職から門徒でもある私達に語ってくれました。う~ん!ちょっと抹香臭い話になって恐縮です。
太く短くという生き方も、人生五十年という時代には、立派な先人の名前が浮かびますが、平均八十年を超えた時代を生きる私達にとって、雨の一滴一滴から始まって、流れ流れて海にそそぐまでに、何をこの世界に貢献出来たか、何を次世代に残せたかを、あらためて考えてみると、まだまだ残っている役割があるのではと反省させられます。
輪廻転生おいらは何を残せたか <戸谷鬼笑 記>
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「次回案内」
◆日 時
4月25日(金) 10:30~15:00
◆句 会
3年ぶりに新橋会場での対面句会を再開します。昼食を挟んで実施 (弁当持参)
◆場 所
港区生涯学習センター (新橋駅徒歩2分)
◆句 題
「野暮」 ・ 「法螺(ほら)」 ・ 「時事句」 ・ 「自由句」
◆投句締切
4月21日(金) 松愛会会員の投句歓迎(1句のみでも可)
◆投 句 先
戸谷輝夫 t-tota2★outlook.jp ★を@に変えてメール下さい