社会見学会 活動実績報告
日 時 : 8月12日(土)8:20~15:00
場 所 : 宮城県名取市閖上地区
内 容 : 震災の教訓や復興を見学
参 加 者: 会員7名
今年度は、コロナ禍後初めて県外への社会見学会で、宮城県名取市閖上地区で
震災の教訓や復興を見学する会となりました。
集合場所の天童の県運動公園から2台の車に分乗して名取に向かいました。
現地では、閖上震災を伝える会の方に語り部ガイドをお願いして案内していただきました。
まず、かさ上げした堤防や新しい町並みと新たに作られた避難場所などの復興した様子を見渡して説明を聞きました。
次に、2020年に開設した名取市震災復興伝承館で、震災以前の閖上の街のジオラマや防災教育の展示などを見学しました。
「名取には津波が来ない」という神話的なことが、あったことなどから多くの
尊い命が奪われたことや、震災の記憶と教訓を伝え続けたいという思いを知ることができました。
続いて、震災メモリアル公園に移動して、過去の津波の石碑や標高6.3mの日和山の松の木に残る津波の高さ8.4mの痕を見学して説明を聞きました。
その後、カナダ政府などの支援でカナダ産の木材を使って建てられたメイプル館に移動して、震災発生時や津波が到来した映像を見て説明を聞くことができました。
ここでガイドの方と別れ、こちらの飲食店で昼食をとりました。
最後に、生まれ変わった閖上の新しい商業施設のかわまちテラス閖上を見学しました。帰路の途中に、秋保ヴィレッジ・アグリエの森に立ち寄ったのち天童まで帰りました。
今回の社会見学会で、あらためて東日本大震災の被害の状況と復興した様子を
うかがい知ることができました。
また、行き帰りの車内では楽しい道中となり「移動を含む行事も良いものだ」
と言う意見があり、今後の企画の参考にしたいと思いました。
報告 社会見学会 千石 等一
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遠くまで社会見学会ごくろうさまでした。大震災津波より早、11年経過し震災の恐ろしさを忘れてくる時期です。
会員皆様がこの教訓を次代に引き継いでいただくためにも有意義な社会見学であったことと推察致します。
企画実施に感謝と敬意を表します。