北東北 歩こう会「健康かわら版」12月

北東北ホームページ及び歩こう会担当の福山です。
北東北の会員で毎日、ブログ(ブログ名「ぎんどろブログ」)をアップされている方が居られます。
その方のブログにプロテインについての書き込みがあったのですが、タイムリーに「へき地勤務のお医者さん」もプロテインについての書き込みがありましたので紹介します。

必要なたんぱく質摂取量を高齢者がクリアする一助

 高齢者は毎日体重1㎏あたり1.6gのたんぱく質を食べないと筋肉量が維持できないらしい。畜産品、海産物の、乾燥させていない食材は大まかに言ってタンパク質を20%ほど含む。つまり体重80㎏の私に当てはめると、一日必要量はタンパク質128g、肉や魚にすると640gだ。それを3食に均等に分けたとして毎食200g強の肉か魚を採る必要がある。以前夕食だけやや張り込んで300g前後の肉/魚を食べ続けたことがあるが、普段口内炎などできない私が一週間を経ずに口内炎に悩まされることになった。

 それはまだ若かった時のことで、もちろん今よりずいぶん食欲もあった。それでも一日0.8g/㎏のたんぱく質を恒常的に摂取することは不可能だったのだ。だから普通の高齢者が毎日1.6g/㎏のたんぱく質を摂ることなど、出来るはずもない。肉、魚にチーズや豆腐を混ぜたとしてもやはり無理だ。ある程度以上続けていると、どうしても白いご飯に漬物みたいな食事の幻影がちらつき始める。和食など1年お目にかからなくても平気な私でも、毎日肉/魚を640gも食べ続けると、そんな具合になってしまうのだ。

 そこで、ボディビルダー御用達のプロテインの粉末を試してみた。これにはタンパク質が75%近く含まれており、毎日30gまで摂れば、その量でたんぱく質が23gほど摂れる。一日128gのたんぱく質のうち、23gをそのプロテイン末で摂ることができるし、牛乳で溶かして飲むと更に5g余分にとれる?すると、一日100gの肉などから摂るたんぱく質で事足りる。つまり、やや負担が軽くなる。仮に1.6g/㎏ではなく0.8g/㎏のたんぱく質摂取量で良しとすれば、64gのうち23g+αがプロテイン末で摂れる。

 つまり毎日40gのたんぱく質で事足りるようになる。これだったら比較的ハードルが低い。ステーキを夕食に200g、翌日はポークチャップを200g、その翌日はチキンステーキ200g、マトンなど取り混ぜればそれほど飽きることなしに毎日の食生活を楽しむことができる。それに、お昼に青魚を80g程度食べれば夕食にはお肉を120gほどとなるので、やや物足りない気分になるかもしれない。それに朝食に卵の一つも食べればたんぱく質10g程度になる。計算上では夕食のステーキが70g!私だとこの分量では少なすぎる。

 もし体重が60㎏程度だとノルマが相応に少なくなるし、妻のように45㎏程度しかないと、毎日36gのたんぱく質のうち、プロテイン末で24gを摂取すれば肉にして60g、仮に1.6g/㎏で計算しても、毎日200g程度の肉食で済む。朝の卵で200が140になり、昼の焼き魚で、今度は夕食の140が80程度になる。メデタシ目出度しだ。なお、ここに書いた量を飲むとおなかが張って来て、食欲が減退するので、食事の最後に飲むべきだ。そうすることでたんぱく質摂取量を増やすことができる。美味しければ一層めでたいのだが…

「へき地勤務のお医者さん」

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