投稿者:河口 隆則 宇都宮市豊郷台
森の中に忽然と現れる桃源郷?! そんな場所を紹介します。
ところは宇都宮市長岡町。帝京大学の隣接地です。前方後円墳である瓦塚(カワラヅカ)古墳の東南に広がるなだらかな斜面のスイセン畑がその場所。静かな森に囲まれた中に、広さは100m四方もあるでしょうか、一面にスイセンが咲き誇り、その周りには花びらの濃淡がグラデーションとなった桜の並木。また、2月頃まで花を付けていたロウバイの木々が点在し、咲き誇るスイセンの奥ではクリスマスローズが静かに花をつけています。
数年前、知人に教えてもらって初めて訪れた時の印象は、「こんな所に桃源郷が在ったのか」というものでした。案内表示など一切ありませんし、正に畑そのものです。管理されている方に感謝しながら、そ~っと畑に立ち入らせていただきました。
写真①~⑤は数年前の4月3日のもの、ちょうど満開でした
写真⑥は今年3月11日のもので、咲き始めといったところ
では行き方をご案内しましょう。JR宇都宮駅西口始発の関東バスを利用し『帝京大学』で下車(そこは大学の構内です)。構内通路を南に歩いて約5分、土手に設けられた十数段の土の階段を上り大学構内に別れを告げるとそこはもう瓦塚古墳のふもと。墳丘を回り込むように進むと“忽然と”スイセン畑が現れます。
バス停付近は大学構内なので勝手には駐車できません。敢えて車でという場合は、宇都宮美術館の駐車場に止めて山道(散策路)を約15分(約1km)という行き方もあります。
美術館はしばらく工事休館が続いていましたが、3月10日から企画展が始まったようです。美術館と自然の中のスイセン畑をハシゴするのもアリでしょう。
写真⑦は美術館近くの散策路案内表示柱
森の中に忽然と現れる桃源郷?を閲覧して
河口さん
ありがとうございます。
身近なところに このような良いところがあるとは、知りませんでした。
行ってみたいと思います。
河口です。コメントありがとうございます。
興味を持っていただけたら私としても嬉しいです。
天気の良い日に是非行ってみてください。