皆さんこんにちは。日頃は松愛会の活動にご理解とご支援を賜り誠にありがとうございます。
連日の猛暑でエアコンをフル稼働してもなお日中は暑さを感じる今日この頃です。ギリシャやスペインなど地中海沿岸地方、そしてカナダでの山火事の報道が相次ぎ、国連事務総長は「地球温暖化ではなく地球沸騰化」と表現するなど、異常気象はもはや常態化していると言えます。日本でも40度に迫る気温が各地で観測され、7月26日以降は35℃以上の猛暑日が全国で毎日200か所以上という、本当に「何とかしてくれ」という暑い日が続いています。楠見CEOは、Panasonic GREEN IMPACTという考え方を打ち出され、会社全体として地球環境保護を行う姿勢を見せています。私も退職前に環境の業務をしていたので、会社全体としての取組が推進されるのは大変喜ばしいと思っています。しかし、目標は高く、実現には相当努力が必要と思われます。地球環境保護に関しては、我々も個人としてできることをしっかりやっていきたいと思います。
　さて、宇都宮では8月26日にLRT（Light Rail Transit）が開業します。宇都宮駅東口から芳賀工業団地までの15㎞を44分で結ぶ路面電車で、新幹線の始発・終電に対応して朝6時台から夜11時台までダイヤを組んでいるそうです。清原工業団地・芳賀工業団地への通勤者や、沿線の学校に通う学生で1日約16,000人の乗車を見込んでいるとのことで、つい先日は大手自動車メーカーが通勤用のシャトルバスは停止すると発表しました。LRTはバイオマス発電の電力で走るのでCO2は出さない、という前提で地球温暖化への対策にもなると考えられます。私は広島で長く生活していたので、路面電車は本当に市民の生活に溶け込んでいたのをよく覚えています。新しいLRTが地球温暖化防止に役立ってくれればと思います。