投稿者:宇都宮市下岡本町 伊藤 仁
DIYのきっかけは?実は7年前にトイレとお風呂等の改装工事をしたが、最近、トイレに換気扇がないことに気づいた。何故、7年間も気づかなかったのかと不思議に思われるかもしれませんが、換気が出来ているのもと思いこんでいたからだ。最近、暑くなりトイレの子窓を開けて換気扇がないことに気づいたわけです。
早速、換気扇をつける準備を始めた。材料調達だ。
5月2日材料調達開始した。PANASONICの人感センサー付換気扇、外装カバー、塩ビパイプ、そして外壁をくりぬく100mmホールソー等をamazonで購入。加えてコーキング材とガンをホームセンターで購入、合せて¥11,000弱であった。
工事をやってみた。すぐに失敗した。
5月3日 材料がそろったので、工具の準備をした。電動ドリル、電動のこぎり、手のこぎり、水平器、スケール、ホールソー、コーキング材一式である。まず最初にトイレ内の西側壁に取付ける位置決めを行ないマーキング。電動ドリルにホールソーを装着、壁に100mmの穴を開ける。
失敗した!ここで問題発生。壁がなんと3枚だ。これは7年前に増築したときのモノである。下の写真のように3枚の壁をくりぬくのに失敗した。ホールソーが届かない。後で解ったが壁を貫通するには14cmの厚みとの戦いであった。どのように内壁と外壁を水平に貫通させるか考えた。鉄棒で約20cmきりもみのようなドリル刃をこしらえ電動ドリルに装着し、ほぼ直線に芯出しが出来た。外壁をくりぬき出来た!と思った。
次の問題発生。塩ビ管を入れてみたが入らない。原因は100mmのホールソードリル偏心で一直線に3枚の壁が最大15mmほどずれている。ズレた部位は電動のこぎりでカットし細かな調整は手のこぎりで修正した。内外壁内の建築材の粉じんは掃除機で吸引処理した。
最後に屋内の換気扇の取付だ。壁の厚みを145mmで寸法設定し塩ビ管に接続した。水平器で外側に傾斜をつける確認が必要だ。雨が進入しないための処置だ。そして塩ビ管を壁にビスで固定した。次は外壁側にステンレス製外装カバーを取付ける為、カバー内側にコーキング材を塗布、そして外壁に圧着しステンレスビス止め、仕上げは壁とカバー間にコーキン材を塗り指で成型し完了した。換気扇は人感熱タイプで認識後5分間稼働、その後停止する。「電気料金も上がっており少しの節電を考えた。」換気扇をPANASONICにした理由だ。最後に頭上に棚を設置し元の状態に戻し、電源はコンセントに接続して工事完了だ。
DIYをやって良かったことは”素人なりに納得のいく出来栄えだったこと”である。4時間もかかったが失敗も、乗り越えて良い経験であった。大変と思うことは、作業工程毎に写真を撮るのだが、夢中になってやっており撮影を忘れてしまうことだ。皆さんも色々やっておられると思いますが、挑戦し続けることが楽しみであり元気の源ではないかと思います。
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