栃木支部は、「パナソニック エコリレー ジャパン(PERJ)」の勧めにより、第 11 回から水質調査に参加しております。今年で 7 回目の参加となりましたが、今年はコロナウイルスの感染防止のため、支部行事は8 月末日まで、自粛、中止の決定をされ、水質調査も例外でなく延期をいたしました。 9 月実施については、エコリレージャパン、みずとみどり研究会(事務局)の延期の了解を得て、9 月 11 日実施する運びとなりました。コロナ禍の中での作業となるため、3 密を避け最少人数(2 人)支部役員 1 名、サポーター1 名の 2 名で水質調査を実施いたしました。
◇実施場所鬼怒川水系;鬼怒川(本流),田川(鬼怒川支流)2 カ所那珂川水系;那珂川(本流) 1 カ所
◇調査内容:水環境のCOD調査です。
◇調査結果(昨年→本年)
例年は6月度に全国一斉調査を実施していましたが、本年度は9月度の実施。
前日は雨が降っていてCODの値が昨年よりも悪くなっていた。(☆2019年、★2020年)
① 田川右岸(大曽かましん東側河川)外気温30℃ 水温23℃ COD値昨年2→今年6
② 鬼怒川右岸(柳田大橋下の河川)外気温34℃ 水温23℃ COD値昨年2→今年4
③ 那珂川右岸 (宮原キャンプ場前河川) 外気温35℃ 水温25℃ COD値昨年1→今年4
COD(Chemical Oxygen Demand)とは
COD 化学的酸素要求量とは、試水に酸素剤(過マンガン酸カリウムなど)を加えて一定の条件で反応させたときに、水中の有機物などの酸化・分解によって消費される酸化剤の量を対応する酸素の量に換算してあらわしたものです。一般的に、水中の有機物の量を示す指標とされます。
COD 測定は0~8以上で評価。
今回の結果は、全国水環境マップ実行委員会へ報告いたします。
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