このたび、宇都宮市にお住いの楯石義男さんが公益財団法人 日本民謡協会の「民謡功労章」を受賞しました。まことにおめでとうございます。この「功労章」は日本民謡協会の民謡三章のひとつで大変名誉な賞です。楯石さんは民謡協会の大会における数多くの優勝歴、県協会等の永年による役員歴任、県代表として国民文化祭参加等の多大な功績により受賞となりました。
楯石さんは1966年に松下電器に入社され、1967年にテレビ宇都宮工場に転勤、その後宇都宮社員研修所、事務機器事業部で勤務、業務でも活躍されましたが、その傍ら宇都宮転勤後すぐ宇都宮民謡会に入会、民謡、尺八に熱心に活動され、1975年には師匠より「淡耶(たんや)」の号も拝受しました。以降、民謡師範教授、尺八師範教授、小中学校での民謡授業講師など幅広く活動、活躍されています。
定年後の現在は週3日会社勤務をしながら、それ以外の日は自宅で「楯石淡耶 民謡・尺八教室」を開設され、多くの方に指導をされています。また宇都宮市教育委員会小中学校「宇都宮ふれあい文化教室」での民謡指導や社会福祉施設の慰問、地域ボランティアの取組み等、積極的に活動されています。
楯石さんは今後も教室による民謡や尺八の指導、特に小中学生など若い方への指導を続けていきたいとの抱負を話されていました。今後益々のご健勝とご活躍をお祈りしています。(佐藤一男 )
民謡功労章の表彰状とメダルです | 飾り棚の中はトロフィーや表彰盾で一杯 |
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