投稿者:宇都宮市下岡本町 太田耕二
私の”新しい日常”随想は、1年間の”期間限定日常”の報告です。
今年の4月から、1年交代輪番制の自治会役員、しかも”会長”の役が回ってきました。
旧河内町に属する私の自治会、会員数219戸(世帯)/17班で構成され、面積も目安で東西0.5㌔/南北1.5㌔と、千葉県を少し縦長にした形状のコンパクトな町内です。もとは畑地と雑木林の、ハザードマップのいらない平坦な場所を行政が指導して造成。そこに、戸別住宅と集合住宅が徐々に建てられて出来た、住民全員が新規移住者の歴史の浅い住宅地。恒例となる地域行事も少なく、むしろ、親睦行事は煩わしい、束縛されたくない、しかも生活の軸足は勤務先、と言う住民が大多数。(私もその内の一人ですが・・・)
この為、地域自治会活動の役員に積極的に手を挙げる人がいなく、結果、1年交代の輪番制役員が運営する自治会と相成ったわけです。
さてこの半年、手探り状態ながら、どうにかこうにか会長の役割を果たしてきました。
最も、果たして来た役割で自治会独自の仕事と言えるのは、自治会の会費集めと築18年となる公民館の屋根塗装工事を手配した程度。主体は、市役所や各種公共団体、上部組織の河内連合自治会から配付される連絡文書を月2回の回覧板にして回すことや、旧河内地区全体行事に係る運営会議へ参加すること等で、8割がたが行政の下請的業務の遂行でした。
中でも手間取ったのが、敬老の日の記念品配付です。 9月19日は敬老の日。宇都宮市から75歳以上の後期高齢者を対象に”敬老会助成金”が申請支給され、社会福祉協議会(社協)を通し各自治会に配分されます。この助成金、従前は文字通り催事として”敬老会”を開催し、活用していました。しかしコロナ禍以後、河内地区全体として催事は取止め、助成金を記念品(商品券)贈呈に変え、運用しています。
この案件で”手間”と言うのは、自治会の役割として、対象の”地域自治会員”だけでなく、非会員も含めた”全住民”へ配布することにあります。
今年の地区内対象者は133名。会員が60%、非会員が40%の比率でした。
手始めに、対象133名個人別に宛名ラベルを貼った封筒を作成。次に商品券と市長の挨拶状を個々に封入。これを、送られてきた住民基本台帳名簿を基に、該当する17班毎に区分けし、それぞれの班長に手渡します。最後、受け取った班長が会員と非会員へ配布するわけですが、但し、物が商品券。必ず受領印が必要なので、足で回る戸別訪問作業になります。
133名中30組(会員24世帯、非会員6世帯)がご夫婦。従って実質訪問は104軒。 しかし非会員の場合は独居で不在者も多く、今年の非会員未配は3件、私の手元に戻ってきました。内1件は夜討ち朝駆けけの訪問でやっと手渡せましたが、2件は社協へ返却することで、ようやく完了です。
何はともあれ会長の役目もあと半年。恙無く次の方へ引継げるよう、後ひと踏ん張りです。
阿部さんへ
太田です。
早々のコメント、有難うございます。横川地区の社協会長職をご担当されていたとのこと。私のような輪番役員ではなく長期間の運営責任、ご苦労の程お察しいたします。これからも地域活動への係り、頑張って下さい。