投稿者:宇都宮市下岡本町　伊藤　仁

　例年より暖かな日和が続く今日この頃です。私ども夫婦は20数年に及ぶ別居生活から解放されようやく春を満喫し楽しめる生活が出来るようになりました。海外勤務を経験された方はたくさん居られると思いますが、転勤や、出向の思い出が懐かしく感じられます。やはり年輪を重ねたからなのでしょうね。
早速、庭先や室内での春を満喫出来る草花づくりを紹介したいと思います。役割分担は私が屋外担当で鉢物を中心にやっており、女房は家の中で草花中心に面倒を見ております。最初に、栽培展示するひな壇の様子を写真で紹介します。

　次に女房自慢の草花を先にご覧ください。写真はカラエンコや金のなる木など室内栽培で咲き誇ったものです。カラエンコは全て挿し木で育て(赤、黄、橙、桃色）つぼみも膨らみとてもきれいに咲き始めました。このほか、君子蘭(橙）、コーヒーの木(番外)、パイナップル(番外)、アボガド(番外)等で番外は全て種や茎から育てました。これらのほか挿し芽は菊やバラなどを栽培しており時間はかかりますが、心が満たされ何物にも代えがたい喜びです。

　屋外では鉢物が多いのですが、紅白の梅、紅葉(花木センターで購入)、カリン、ザクロ、ボケ、姫リンゴ、等でこれらは取り木で作った物です。特に今年は、昨年、取り木した”渋グミ”が新芽を出すかどうか、成長してる様子に注目しております。出来ればもう1本作りたいと思っており、赤い実が成りとってもカワイイのです。
地植えの草花は福寿草やクリスマスローズも咲き誇り、桜草も開花しました。又、春に欠かせない物と言えばチューリップだと思いますが、たくさん地表に顔を出しており、開花まであと1ヶ月程度の時間はかかりますが、とても楽しみにしております。

　皆さんもご家庭でいろんな草花や、庭木、果実等を栽培されていると思いますが、一番大切なことは愛情を込めて手入れすることではないかと思います。これから日増しに暖かくなりますのでそれぞれのご家庭で心が癒やされる“花”果実”植木”を楽しんではいかがでしょうか。そして、我が家では草花の共通話題が楽しい日常生活を送れる秘訣になっていると思います。
写真で花台がありますが、トチノキの根っ子(3年)と梅の木の根っ子（2年）をほど掛けて手作りした物です。室内で花台として使用しています。これらを作り草花の台座として使うのもも楽しいものです。