今日の健康情報〈その53〉温活の嬉しい効果

 今年は気象異変の年か?例年ですと2月が一番寒くなる時期ですが、ぽかぽか曜日が多くありました。そのまま暖かくなるかと思えば大寒波が押し寄せ日本海側は大雪に見舞われ日々生活に支障をきたす状況になっています。私の家の庭先には水仙の目が出てきており春がそこまで来ている感じがします。「春に三日の晴れまなし」とも言われています、気候の変化で風をひく原因にもなりかねません、油断をせず、身体を温めて健やかに過ごしていただければと思います、最近耳にすることも増えた「温活」を紹介いたします。

◆温活とは?
 身体を冷やさないようにする、温めて冷えを改善する、体温を上げるなど身体を温める活動のことを指します。健康維持のために理想とする体温は36.5~37度ですが、近年は35度台が平熱という方も。身体を温めて代謝を上げて免疫力UPを!生活の中のちょっとした工夫で取り組めます。

◆温活の嬉しい効果
●免疫力UP
●自律神経が整う
●内臓の働きを良くする
●新陳代謝がUP⇒痩せやすくなる
●便秘やむくみの解消 etc

◆冷えの原因と対策
1)昔に比べ平均体温が下がっている原因の一つとして考えられているのが「筋肉量の低下」です、日常的な運動量が減ってしまっています。
 トレーニングを始めるというよりは歩行距離の増加を意識することから始める
2)体の熱の約4割は筋肉が生産しています。
 筋肉量を増やすことが体温を上げることに繋がります
3)じっとしている時間が長くなると、筋肉がこわばって血液が届かなくなり末端に冷えを感じる方も多い
 簡単なストレッチや手のひらもみほぐしグーパーグーパーするだけでもOKです

◆食生活を見直そう
夏に旬を迎える野菜の多くは身体を冷やす性質を持っている、トマトなどを加熱して食べたり、身体を温める冬が旬の食材をメインにしてショウガや香辛料とともに調理してみてください。
●身体を温める食材は、鶏肉、エビ、サケ、サバ、納豆、ネギ、カボチャ、マイタケ、みりんなど。
辛い食材や香りの強い食材、冬が旬のもの、暑い地域で採れるものが多いです。

◆お風呂で温活
 軽い運動後にぬるめの湯(38~40℃)に10分以上つかり上がってからもストレッチ等行うことも良いとされています。足湯もくるぶしの上までを10分~15分ほど温めることで、足裏のツボが温まり身体が ぽかぽかに!身体を洗いながらでもOKです。また、蒸しタオルで首の後ろを温めることもお勧めです。

冷えに効くツボやホットドリンク等まだまだ身体を温める手段はあります、スポーツで汗をかく、ウォーキングで爽やかな汗をかく、身体を冷やさない、筋肉量を落とさない、こんなことを意識して生活して見たら如何でしょう。

 参考資料 トントン2025年2月号より

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