今日の健康情報〈その52〉温活の紹介

 今年は気象異変の年か?例年ですと2月が一番寒くなるは時期ですが、ぽかぽか曜日が多くありました。そのまま暖かくなるかと思えば大寒波が押し寄せ日本海側は大雪に見舞われ日々生活に支障をきたす状況になっています。私の家の庭先には水仙の目が出てきていますが、寒い日が続き風邪をひく原因にもなりかねません、注意が必要です。油断をせず、身体を温めて健やかに過ごすための「温活」の紹介をしたいと思います。

◆温活とは?
 身体を冷やさないようにする、温めて冷えを改善する、体温を上げるなど身体を温める活動のことを指します。健康維持のために理想とする体温は36.5~37度ですが、近年は35度台が平熱という方も。身体を温めて代謝を上げて免疫力UPを!生活の中のちょっとした工夫で取り組めます。

●認知機能テストの成績比較(ワーキングメモリー 作業に必要な情報を一時的に保存し処理する能力)
安静・・8時間ずっと座っている  ⇒成績が低下
運動・・8時間活発に過ごしている ⇒成績が上昇
●身体にだってこんなメリットが!

足腰を丈夫にする 刺激を与えることで筋肉や骨の合成を促す。
免疫細胞の働きを良くし炎症を抑え、関節や腰の痛みを軽くする。
基礎体力をつける 肺が酸素をとり込む力や心臓が血液を送り出す力を向上させ
全身の持久力を高める。
生活習慣病を予防する エネルギー消費量の増加や自立神経の活性化などにより
糖尿病、高血圧、動脈硬化などの予防・改善が期待できる。

◆運動は脳と心にこんなプラス!
記憶力の維持・向上
   記憶に大きく関与する脳の海馬は、年齢により萎縮する。

➡ ➡
軽い有酸素運動が特に効果的 記憶の保存に重要な海馬に影響 記憶力・暗記力の低下を抑える

ストレスを軽減
ストレスを受けると分泌されるストレスホルモンが脳に負担をかけ、さらにストレスに弱い状態を招く。
➡有酸素運動を続けるとストレスホルモンが分泌されにくくなる。
●集中力向上
疲労や睡眠不足、加齢などによって脳内の意欲を起こす機能が低下すると集中力が落ちやすい。
➡運動をすると集中力に関係する脳の部位が活性化される。特に朝の運動を習慣化する
と日中の集中力が高まる。

ストレス解消に運動が効果的とよく言われますが、脳の活性化などにも大きく影響を与えます。メリットをもたらす仕組みと効果的な運動の種類を知って、身体を動かす時間を増やしていきましょう。

 参考資料 ミキプルーン ニュース&コミュニケーションより

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