ある日先輩から「お前は健康でいいな!」と言われ「健康とは」について考えさせられました、また、先日開催された節目懇談会でも健康に関する話がありました、中でも半身不随状態からの奇跡の復活実体験から貴重なアドバイスも頂き感銘を受けました。対象者数からすると参加率が低い行事ですが、2年半のリハビリへて会に参加できるまでの体力と気力が付いたことに凄さを感じました、アドバイスの中に「未病」に関する話がありましたので紹介したいと思います。
◆未病とは
健康と病気の間にある状態で病気になりつつある過程の総称です、軽いうちに異常を見つけて病気を予防するという考え方です。
体調不良を自覚はじめた段階で早めのケアに取り組むことが「未病のうちに改善する」ことに繋がります、意識を持ち今の自分を見つめチェックすることが大切です。
「疲れやすい」「だるい」「冷える」といった症状も未病の一つとされています。
西洋医学的未病・・・自覚症状はないが検査では異常がある状態。
東洋医学的未病・・・自覚症状はあるが検査では異常がない状態。
を指します、自覚しにくい動脈硬化や高血圧、血糖値の上昇、高脂血症なども未病です。
◆病気とは
病気は「自覚症状あるが検査でも異常がある状態」としています。
◆健康とは
健康でいたいという思いは多くの方が持つ普遍的な願いかも知れません、健康を維持するためにはそもそもどういう状態なのかを知ることが大切です。①ただ表面的に病気が無ければ健康という訳ではありません、心も体も健やかであり社会的にも好ましい状態で無ければ真の健康とは言えないのです。
②健康な人生を送るには健康寿命を延ばすための働きかけが大切です、健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のことであり健康寿命を延ばせば不健康な期間の短縮になります。
健康な状態を維持するためには、食事や運動など様々な面で生活習慣が大切となります。③日常生活において歩くなど身体活動を毎日60分、さらに少し汗ばむ程度の運動が1週間に60分ほどあると理想的です。
④運動習慣は身体活動量を増やすために必要であると共に爽快感や楽しさを感じ、メンタル面でも健康に貢献します。
◆規則正しい生活習慣とは
●十分な睡眠を決まった時間で摂る
●朝食を食べる
●入浴を睡眠する90分前にする
●寝る前のスマホを避ける
●たばこや過剰な飲酒は控える
これらの生活を続けることで自律神経が整いやすくなります、自律神経が整うことで身体の調子が良くなるだけでなくイライラしにくくなるなどの効果も期待できます。
◆最後に「未病の対策方法」です
①健康診断を受ける、未病チェックシートで確認をする
②定期的な運動習慣をつけること
③食生活の改善
●塩分を控えること
●野菜を1日350g以上食べる
●糖質や脂質を控えること
無理なく楽しく続けて健康な毎日を築き上げていきましょう。
未病チェックシートで検索し「自分のタイプを知って未病を改善する為」のタイプ診断がお勧めです。今の自分の状態を常に意識して見て下さい、それが大切です。
参考資料 一般社団法人日本未病学会 一般社団法人日本未病総合研究所
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