今日の健康情報〈その32〉腸内環境を意識する

おなかの調子はもちろん、生活習慣病や免疫といった全身の健康とも大きくかかわっている腸内環境。腸は、病気の発生源となりうる器官です、言い換えれば、毎日のお通じと腸内環境を整えることは健康の要、リスクを防ぐカギとなります。大腸を「発酵」の場とするか、「腐敗」の場にするかに大きくかわってくるのが、毎日の食べ物、それと運動です。「腸を制する者が健康を制する」と言われているそうです(下野新聞の記事より)。生活の中では聞きなれない言葉ですが体に良いと言われていることを意識することも大切なことではないでしょうか。

 私たち松愛会栃木支部は、これからのコロナ対策と同時に健康で豊かな生活を送る為に、”今日の健康情報”と題していろいろな情報を発信しております今回は「腸内環境を健康にするには」に関する紹介です。

◇腸内環境を整える3つの食品
1)乳酸菌などの善玉菌を多く含んだ食品
2)善玉菌を活性化させる成分を含んだ食品
3)腸粘膜を保護する成分を含んだ食品
これら3つの方法を意識しながら、食事をすることによってベストな腸内環境に近づけます。
腸内環境健やかに保つのは、シンバイオティクスを利用して腸内フローラを整えることが効果的です。

◇腸内フローラ(腸内細菌叢)とは?
大腸に棲む細菌の集団で、人体に良い働きをする善玉菌、人体に悪影響を及ぼす悪玉菌、どちらでもない中間的な日和見菌がお互いに影響を与えながらバランスをとって存在している。
◇健康な腸内フローラとは?
●ビフィズス菌、乳酸菌に代表される善玉菌が多い。
●病原菌など身体に悪影響を与える悪玉菌が少ない。
●細菌の種類が多い。

善玉菌を含む食品
プロバイオティクス
腸内細菌のエサになる
食品プレバイオティクス
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ヨーグルト、納豆、漬物など発酵食品
善玉菌は生きたまま腸に到達しなくても有効
相乗効果
シンバイオティクスは
プロバイオティクスと
プレバイオティクスを
組み合わせたもの
植物繊維は、腸内細菌のエサになって腸内環境をよくする
多くの種類の植物繊維を摂取することが腸内フローラの多様化につながる

腸内環境を日頃から意識していますか?腸活・菌活に関するアンケートでは、5割以上の人が意識していると答え、その目的としては「便秘の改善」と「メタボの改善」が2トップという結果が出ています。具体的な腸活は「腸内細菌の働きを助ける食べ物を食べる」次いで「善玉菌の多く含まれる物を摂取する」、「おなかを冷やさない」でした、アンケートの結果を信じ日頃の生活の中で意識しては如何でしょうか。 
                    参考資料:ミキプルーンの50年に感謝を込めて、これからも より

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