高血圧の予防として摂取が推奨されているカリウムには、身体に嬉しい働きがたくさんあります。カリウムが豊富な食生活で、健康を育んでいきましょう。また、全身には約37兆個あるとされる細胞の一つひとつが、日々健やかに機能していくのに欠かせないのがナトリウムとカリウムの関係です。それらを意識してとる習慣をつけてみては如何でしょう。
私たち松愛会栃木支部は、これからのコロナ対策と同時に健康で豊かな生活を送る為に、”今日の健康情報”と題していろいろな情報を発信しております。今回は「カリウムの健康パワー」に関する紹介です。
◇ カリウムの働き
ナトリウムとのバランスで 血圧を調節する |
神経の伝達を 正常に保つ |
ナトリウムとカリウムのバランスは血圧を正常に保つのに重要。 日本食はナトリウムが過剰になりやすく、これが高血圧の原因となる。 |
全身の細胞や組織を動かしている神経の働きに深くかかわる。カリウムが欠乏すると神経情報の伝達がうまくいかず、しびれやけいれん、まひなど、様々な症状が出やすくなる。 |
筋肉の収縮を スムーズにする |
骨粗しょう症を 予防する |
筋肉を動かすために必要。欠乏すると活発に動くことができず、疲れやすくなる。 | カリウムは骨を壊す作用を抑え、排泄されるカルシウムを減らす働きがある。 |
野 菜 | 果 物 | 豆類・種実類 |
ほうれん草 かぼちゃ 小松菜 など |
アボカド バナナ メロン など |
アーモンド 落花生(いり) 煮豆 など |
高血圧の予防には、食塩(ナトリウム)を減らすだけでなく、カリウムを増やすことが重要です。
野菜と果物にはカリウムはもちろん、身体を調整する役割のあるビタミンや、塩分を排泄する働きのある植物繊維も豊富。意識してとる習慣をつけましょう!。
参考資料:ミキプルーンの50年に感謝を込めて、これからも より
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