今日の健康情報〈その24〉糖質を味方につける生活習慣を!

 栃木県は7月16日よりコロナ感染警戒度がレベル2に引き上げられました。約1か月間でレベル1から2に上がり1日の感染者数も2、000人を超える状況になりました。気を緩めず引き続き基本的な感染対策の継続を取りながらもオミクロン株BA.5の感染が日々増え続いている状況です。4回目のワクチン接種もすでに始まっています、各人が感染対策の意識を強く持ち「感染しない・させない」ための行動をとりましょう。

 私たち松愛会栃木支部は、これからのコロナ対策と同時に健康で豊かな生活を送る為に、”今日の健康情報”と題していろいろな情報を発信しております。今回は糖質に関する紹介です。

糖尿病などの生活習慣病が増大する中、悪者扱いされていることの多い糖質。しかし、糖質には、健康な毎日を支える大切な役割があります。まずは「糖質とは何か」を知ることが重要です。

糖質とは?
糖質=炭水化物ー食物繊維

  • 糖質とは、炭水化物から、ほとんど吸収されずエネルギー源にならない食物繊維を除いたものです。
  • 糖質には砂糖などの甘いものと、米や小麦、芋類などに含まれるでんぷんなど、甘いと感じないものがあります。
糖質のカロリーは?
1g=4Kcalが基本

  • 糖質には多くの種類があり、そのほとんどが1gあたり4Kcal。       
  • 糖アルコールや小糖類(オリゴ糖)は消化されにくいものの、一部は腸内細菌によって分解されてエネルギー源となるため、1gあたり約2Kcal。
糖質の望ましい摂取量は?
総エネルギーの50~65%
(成人/1日:炭水化物として)

  • 「日本人の食事摂取基準」では、生活習慣病の発症予防のために総エネルギー摂取量に対する割合として、炭水化物と食物繊維の目標量が策定されています。
糖質の働きって?
重要なエネルギー源

  • 人の最も大切なエネルギー源。
  • 脳、赤血球、精巣などは基本的に糖質(ブドウ糖)をエネルギー源として利用しています。

糖質は身体に欠かせない栄養素。とても大切なので、とりすぎても足りなくても健康を損ねると言われております、上手に適切な量を取ることに心がけては如何でしょうか!!

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