2019年度 第2回 | 実施日:10月26日(土) |
参加人員 24名 | 歩程 約4km 2時間 |
日本各地に異常気象によると思われる超大型台風や大雨が頻発し、各地で過去に例をみない未曽有の被害が繰り返されており心痛めるばかりである。9月度例会も台風19号の直後ということもあって諸状況を勘案して中止となってしまったが、そんな天候不安定な昨今ではあるが10月度例会は会員の願いも通じたのか、なんとか無事に例会を実施することができた。
現地へのバス移動の最中に小雨がパラついてきたり、例会が終わってバスに乗り込む直前に強い雨に降られたりしたがウォーキングでは全く雨に降られず「蔵のまち」をエンジョイできた。
往路は色付き始めた会津西街道経由で「塔のへつり」で小休止。
目的の喜多方はB級グルメばやりの昨今では「ラーメンのまち」との印象が強いが、人口約5万人弱の小さな地方都市になんと約4,200棟というビックリするような数の「蔵のまち」である。
しかも蔵座敷といって、かなりの蔵が居住や店舗として現在も立派に活用されているとのこと。
防火のためと「一生のうちに蔵を立てるのが男」との風土が連綿と受け継がれた結果のようです。
戦災に合わなかったため歴史的な蔵や文化財も現存し、特に最後に案内していただいた旧甲斐家蔵
住宅は3棟の蔵が繋がっており、今では手に入らない「縞黒檀」「紫檀」「鉄刀木」「四方柾目檜」(シマコクタン、シタン、タガヤサン と、言います)の銘木を用いた書院や床柱、欄間と贅の限りをつくした建築様式で全体が「国登録有形文化財」になっている。
今回2名の観光ボランティアの方にお世話になり、二手に分かれて親切丁寧な案内で「ラーメン抜き」の喜多方の歴史と文化に思いを馳せることができました。
ボランティアの方、及びそれぞれの蔵の方々にお世話になりました。ありがとうございました。
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