2019年度第4回 | 実施日:11月30日 |
参加人員 : 20名 | 歩程 約7km 1.4時間 |
数日前から冬本番のような冷え込みが続き、当日の朝も快晴の青空で7時時点の気温はー1.5℃。真冬並みの防寒スタイルで一路埼玉へ。高速走行中に真っ白に雪を被った富士山を右に左に見ながら途中、江戸の街並みを再現した「羽生PA」で小休止兼買い出し後、浦和ICで一般道へ降りたが途端に渋滞。それでも予定よりかなり早く現地に着いたため、予定には入っていなかった大崎公園でトイレ休憩を併せて本番に備えてのラジオ体操。気温が低いので着膨れ状態での体操であまり様にならないが周りに誰もいないので全く気にせず。
スタート地点のJR東浦和駅には既に浦和ガイド会の4名のボランティアガイドさんが待機されており、10名づつの2班に分かれてそれぞれ2名のガイドさんに引率されて「見沼たんぼ」ハイク開始。しばらくは西縁(にしべり)沿いの道でほぼ木々に覆われて晴天にも拘わらず、川筋で気温も低いため寒いのサムイノ・・・。そのせいか2班のガイドさんは2週間ほど前に足の小指を骨折したとのことだったがすこぶる早くて追従するのが骨でした。
「見沼田んぼ」は国指定史跡に登録されている見沼通船堀(みぬまつうせんぼり)をはじめ、歴史が脈々と繋がれ江戸初期には芝川の堰き止め、下流域の灌漑用水事業、干拓、新田開発、利根川からの治水と江戸への舟運用水路事業など干拓、開拓の歴史が山積している。とりわけ見沼通船掘にある閘門(こうもん)は用水路と川との高度差3mを舟運させるために日本初の運河を設けて艜船(ひらたぶね)を行き来させた。これにより見沼たんぼの新田開拓で増産された年貢米約5,000石が幕府の収入増となり、緊迫していた幕府財政を救ったと言われている。艜船(ひらたぶね)は150~200俵積めたとのこと。
今回は川口自然公園でのランチでしたが、ここは自然が一杯で湿地には木道が尾瀬(?)のように伸びており昆虫や野鳥も多く6月には蛍も飛び交うとか。沼はザリガニの宝庫で自由に魚釣り、ザリガニ釣りができるという、都会近辺では珍しい公園です。残念ながら今回は時間の都合上公園巡りができなかったのが心残りでした。
初冬の寒い一日でしたがそれでも昼頃には風もなく日向ぼっこをしながら暖かい日差しを浴びてのランチが最高でした。4名のガイドさんにはつきっきりでお世話いただき、ホントにありがとうございました。
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