『ブナ』生命の森に魅せられて(自由投稿)

投稿者 飯 正さん  (代理投稿 橋本和幸)      

世界遺産                                              
(青森県、秋田県の県境にある白神岳にて)
ブナの森は四季を通じて常に千変万化し、その美しさと豊かさは
他の森林に例がない。温かく、柔らかく、しなやかでいながら、荒々しさも備えている。多様な生命を育み、そこに暮らす人々の生活を支え、日本人の自然観の根底を築いてきたブナの森、なぜ人はブナに癒やさるのだろう。
私が森の中で最も感動するのは、巨木に出会ったときである。その喜びは何物にも替えがたく、充足感に満たされる。そんなブナの森も高度経済成長の時代乱伐にあい、各地でその姿を消していった。
また地球温暖化の影響で、このままなら今世紀末にはブナの森は消滅してしまうのだろうか。東北地方に残されたブナの原生林を訪ね、私がこの地で受けた感動をお伝えできれば幸いです。

アガリコ大王(夏期) 樹齢推定300年、幹回り7.6m 日本一太さを誇る奇形ブナ

秋田県と山形県の県境にある鳥海山中島台の奇形木とアガリコ林かってはブナの木は薪炭材として利用された。伸びた枝を何回も繰り返し切られてできた奇形樹をアガリコと呼ぶ。

日本一のブナ(十和田市国有林)推定樹齢400年、幹回り6m、樹高30m以上。三本に分かれた木には神が宿ると言われ伐採されずに今に至る。

冬のブナ林を登り、冬の晴れ間や幻想的な風景が現れる。春先ブナの新緑が尾根を駆け登るブナの躍動的な現象が見られる。

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