第196回北摂歩こう会「剣豪が歩いた柳生街道から円成寺」

11月14日(木)8時,JR茨木駅前北おおさか信用金庫前に24名が集合する。

久しぶりのバスの旅である。駅前の混雑する府道を避けるルートで、8時15分にバスは柳生街道を目指し出発する。万博西口より、近畿道に入り途中東大阪パーキングでトイレ休憩後、奈良飛鳥中学校を目指し出発する。

第二阪奈道を通り宝来ICで降り、市街地の国道を通り9時30分に予定通り東海自然道入口(飛鳥中学校)前に到着する。

校門の前で朝の挨拶と準備体操をして歩き出す。東海自然道入口から江戸時代に奈良奉行によって敷かれた石畳に苔の残る街道を、能登川のせせらぎの音をききながら進む。しだいに深い杉の森に包まれる。

「柳生街道」のハイライトの一つである小さなかわいい滝が連なる滝坂の道を歩く。坂道を上る途中、会津八一が「その表情笑う如く、また泣くが如し」と評した「夕日観音・朝日観音」が大きな岩に彫られている。この石像は文永2年(1265年)鎌倉時代の石彫です。ここからさらに進み、荒木又右エ門が試し斬りした伝説が残る「首切り地蔵」。ココで昼食、懇談、集合写真をとった後、「峠の茶屋」を目指す。
きつい坂道を上り、途中赤く色づいた紅葉に癒されながら峠の茶屋に到着すると、美しいサザンカの花(花ことば困難に打ち勝つ)を見つけ感動する。「早くとって」と写真を撮ろうとしたら、茶屋の主人が血相を変え「花をとるな」と大声をあげた・・・その声でビックリして、「花を採ると写真を撮る」、顔を見合わせみんなで大笑い。
その後、麓の集落まで進み先発組と合流し小休憩。休憩後平坦な道を進むと、昔ながらの山のふもとに茶畑が広がる。日本のふるさとの原風景が心を和ませる。ここから坂道を上り約3km先の円成寺を目指す。木漏れ日の心地よい道を進み山間を下ると国道369号線に出る。右に曲がり200m進むと紅葉がきれいな円成寺に到着。遅れた分、円成寺境内に入れず、池のほとりから紅葉を観賞する。先に到着した皆さんは、境内の紅葉をまじかで観賞したそうです。
全員バスに乗車して点呼の後、15:00出発し奈良公園のならまち大通りから高速のインターに向かい16:20分にJR茨木駅前に到着。バスの中では、会員様からご寄付のあったビールを皆さんでいただき、和やかに過ごす。

全員の安全と次回1月例会の参加を呼び掛け解散する。

         会員    会員外   合計

高槻地区     8名           8名

茨木・摂津地区  15名    1名    16名

    計    23名    1名    24名   

                   以上報告致します。

                     田村

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