第1回『⽇本三景の天橋⽴と切⼾⽂殊を訪ねる旅』
2018年(平成30年) 9⽉27⽇(⽊)
参加者43名
天気は、⾬が⼼配されていたが、出発前には前⽇からの⾬も⽌んだので、良い旅⾏になりそうだ。
今回から、旅⾏会社が変わったので、添乗員さん、運転⼿さんの紹介があった。
恒例の、運転⼿さんからの安全運転宣⾔と、シートベルト着⽤の要請があり、定刻少し前に出発した。
今回は「北摂たびクラブ」の第1回例会です。バスの中で、宮園代表から挨拶と、新役員の紹介、初参加の⽅の紹介がありました。 また、43名ものご参加を頂いたことへのお礼を述べられた。
今回の訪問先、⾒どころ、お⼟産、お⾷事等について、中本役員から資料を配布し、説明した。
芦⽥ビル前を出発し、⾼槻インターチェンジから新名神に⼊り、京都縦貫道を経て、⼀路天橋⽴に向かいました。 ⼤きな渋滞もなく、予定通り帰り着くことができた。
【◆ 『ハクレイ酒造』 】
創業1832年 江⼾時代から続く伝統の酒蔵を⾒学。試飲もできます。⽢党には、蔵Sweetsの店舗で
酒蔵ならではのスイーツも販売されている。この付近、宮津は森鴎外の⼩説「⼭椒⼤夫」の館のあった場所で、
安寿と厨⼦王が騙されて連れてこられた地としても有名。
【 ◆ 『知恩寺 切戸(きれと)文殊 参拝』 】
寺は天橋立の南側に位置しており、808年創建で現在は臨済宗妙心寺派の寺院。鎌倉時代の雪舟の国宝
『天橋立図』にも描かれている歴史ある古刹。立派な山門をくぐり左手の重要文化財の 多宝塔(1500年
造営)を眺め正面の文殊堂へ。 日本三大文殊の一つの「切戸文殊」(重要文化財)に お参りします。
お姿は獅子の上に乗った文殊菩薩と2体の脇侍からなる三尊形式。秘仏とされ年五日の開帳のみ。
(日本三大文殊は、他に奈良「安倍文殊」、山形「亀岡文殊」がある。)
【◆ 『ホテル北野屋で昼食』】
第 1 回例会なので、役員の紹介、新会員の紹介と挨拶がありました。
昼食は海の幸を中心とした、豪華な会席料理を楽しみました。
質、量ともに十分であり、会員からも満足した、との感想が聞かれた。質、量ともに十分であり、会員からも満足
した、との感想が聞かれた。
【◆ 『丹後国一宮元伊勢籠 (この) 神社 参拝』】
天橋立の北側に移動します。籠神社は天照大神の孫の彦火明命(ひこほあかりのみこと)を祀ります。
この方は、天孫降臨の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の兄にあたるとされる神様。
また伊勢神宮外宮に祀られている豊受大神が元々この地に鎮座していたと言われるなど由緒ある神社。
本殿は伊勢神宮と同じ「唯一神明作り」で欄干の擬宝珠(ぎぼし)は青、黄、赤、白、黒に彩色された
「五色の座玉」と言われるもので伊勢神宮御正殿と籠神社以外には使用を許されていないという格式の
高い神社であることを表している。
一帯は、古代から祭祀が行 われた特別な聖地と言われている。また日本最古の系図と言われる
「海部氏(あまべうじ)系図」(国宝)が残されており、その系図によると海部氏は彦火明命
(ひこほあかり)の子孫ということになっている。神門前の左右に立つ凝灰岩製の石造狛犬は、
安土桃山時代の作で国の重要文化財に指定されています。
【◆ 『傘松公園からの天橋立』】
陸奥の松島、安芸の宮島とともに、日本三景の特別名勝の地。
日本海を流れる対馬海流が外海の宮津湾へ運んできた砂と、内海である阿蘇海に流れ出る野田川の土砂とが、
何千年もの時間をかけて堆積し、幅は約 170m ・全長約 3.6km の砂嘴さしでできた砂浜。
大小約 8000 本もの松が茂っている珍しい地形。 天に架かる橋のように見えることから『天橋立』の 名が付き
ました。傘松公園(北側)から龍が天に昇るように見える景観を堪能します。雪舟が描いた国宝『天橋立図』
という水墨画でも有名(京都国立博物館収蔵)
【◆ 『橋立やまいち』でお買い物】
丹後の鮮魚屋。丹後の各漁場より宮津湾・京都府漁連に水揚げされた鮮魚が競り落とされ、店内所狭しと並び、
賑やかに彩ってくれます。
午後からの訪問ですが、丹後のちりめん小物、お土産お菓子・旬の一夜干しなどがお買い得。
「北摂たびクラブ」の第 1 回例会は、43名の参加があり、賑やかで楽しい旅行になりました。
道中大きなトラブルもなく、無事旅行を終えることができましたのは、皆様のご協力の賜物と、
役員一同 感謝致しております。 今後とも宜 しくお願い申し上げます。
<写真>下⽥紘⼀、中本雅幸、河出修 <⽂>中本雅幸、河出修
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