2021年11月野鳥観察「見沼自然公園&見沼代用水(埼玉県)」の実績報告

昨年2月の野川公園実施以降、新型コロナ対策で1年8カ月にわたり活動を自粛しておりましたが、ワクチン接種が進んだこともあり、感染も落ち着いてきましたので、観察会の活動を再開致しました。
日 程 : 2021年11月21日(日)930〜15:00
行 先 : 見沼自然公園&見沼代用水(埼玉県)
コース JR東川口駅~(バス)~サギ山記念公園~サギ山記念館~加田屋たんぼ~旧庄屋坂東家住宅~見沼自然公園(昼食)~見沼代用水/東縁~鷲神社~見沼代用水/東縁~大崎公園(小動物園)~(バス)~東川口駅徒歩 約8km

参 加 者(敬称略)
東海林 治、野口隆也、小松裕一、伊藤 正、堀田敏江、 山崎雄一、小池紀子、倉光幸司、石原幸子、岡田俊男、 香取一昭・文子、中嶋 繁(担当)、戸谷輝夫(担当)、[計 14名]

報 告
心配された天候も朝から青空に恵まれ、晩秋の紅葉を堪能しながらの観察会になりました。ここは江戸時代から野田のサギ山として有名な所です。ただ「野田」と言っても千葉県の野田市ではなく、埼玉県にあります。特別天然記念物にまでなったサギのコロニーは、見沼たんぼの減少とともに今では消滅してしまいましたが、「サギ山記念館」の中で往時の様子を知ることができます。

「見沼たんぼ」の名残りとも言うべき、近くの「加田屋新田」にまず足を延ばして、昔ながらの田園風景のなかでハクセキレイ・セグロセキレイ・モズなどを発見し、見沼自然公園の池では、カワセミのホバリング飛翔や、ヒドリガモ・マガモ・オカヨシガモ・バン・オオバンなどを目の前で観察しながら、弁当タイムを満喫しました。昼食後は「見沼たんぼ」の周囲を囲むように流れる「見沼代用水路/東縁」に沿って、延々と続く緑道を堪能し、可愛らしいエナガをはじめ、コゲラ・ジョウビタキ・キセキレイなどの小鳥の姿を見つけては双眼鏡に入れ、歳に似合わぬ若々しい歓声をあげる参加者の皆さんでした。

最後は大崎公園に到着し、そこの小動物園で放し飼い状態のオシドリ・ツクシガモ・カナダガンなどを間近に観察し、いずれは自然の中でまた出会いたいと思った人も多かったのではないでしょうか。ここで鳥合わせ(今日観察できた野鳥の確認)をして、30種との出会いがあったことが分かりました。その余韻を楽しみながらも、帰りのバスにもぴったりと間に合い、少々疲れを感じながらも久しぶりに盛り上がった一日でした。

活動再開!

観察種
オカヨシガモ・ヒドリガモ・マガモ・カルガモ・オナガガモ・コガモ・ホシハジロ・カイツブリ・カワウ・アオサギ・ダイサギ・バン・オオバン・オオタカ・カワセミ・コゲラ・モズ・ハシボソガラス・ハシブトガラス・シジュウカラ・ヒヨドリ・ウグイス・エナガ・メジロ・ツグミ・ジョウビタキ・スズメ・キセキレイ・ハクセキレイ・セグロセキレイ  (計 30種)

今週の鳥 (クリック)

次回行事案内
場 所  房総風土記の丘       担当 小松・戸谷
日 時  2021年12月19日(日)
集 合  JR成田線 下総松崎(しもうさまんざき)駅 10:00ご予定下さい、詳細は後日お知らせします。

PAGE TOP