2020年 9月 松愛会 川柳句会

2020年9月 松愛会「川柳インターネット句会」実施報告
実 施 日 9月25日(金)〜29日(火)
句  会 新型コロナウィルス対策で、各自宅にてインターネットを介して、
投句・互選・点盛り・評価・提案等を続け、全投句 60句の中からホームページ掲載句・入選句を決定した。
参加会員 青野 進(千葉市)、藤野勝利(台東区)、浜本音一郎(横浜市) 、吉永 勇(板橋区)、
伊達博良(世田谷区)、戸谷輝夫(取手市)      以上 6名
「つぶやき」
松愛会の仲間のおかげで川柳を長年続けられている。これまでに相当数の川柳を作って来たが、
自分でうまく出来たと言えるものはわずかで、上達の自覚がなかなか無い。

 しかし、川柳を通して自分に無い多くのことを知り、興味が広がっている。興味の一つに
『葛飾北斎は一流の川柳家だった』である。北斎は当時の人気川柳雑誌に投稿するのが趣味で、
掲載された数なんと200句余。衆知の多くの名画や漫画の題材への着想、見る人への視点等、
超弩級の絵師であるが、北斎の絵や漫画の根に五、七、五のリズムがあり、発想があるように
見えて来る。俄然、作品を見るこだわりが生まれる。

 享年九十の辞世句の 『人魂で行く気散じや夏の原』 は、つとに知られているが、
「あとはふわふわと気晴らしで、夏の暑さももう気にせず気楽に漂うのだ」の意だとは参考になる。
「その時が来なきゃ浮かばぬ辞世の句」    <藤野 浅草 記>

「次回案内」
日  時
 10月23日(金)〜27日(火)
句  会 新型コロナ対策で、インターネットを介して投句・選句・意見交換
句  題 「手応え」 ・ 「踊る」 ・ 「時事句」 ・ 「自由句」
「艶句」 (艶句はHP掲載対象外) 各2句以内 計10句まで
投句締切 10月23日(金) 松愛会会員の投句歓迎(1句のみでも可)
投 句 先 戸谷輝夫  t-tota2@outlook.jp

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