2024年 9月 松愛会「川柳句会」実施報告
- ◆実施月日
- 9月26日(木) 10:30~15:00
- ◆会 場
- 港区生涯学習センター 302号室
- ◆句 題
- 「捨てる」 ・ 「冷やかし」・ 「時事句」 ・ 「自由句」
- ◆報 告
夏季6月~8月は暑気対策・健康上の不安から、各自宅にてインターネットを
介し、投句・互選等の情報交換を行なっていたが、秋季9月~11月
は新橋に集合しての対面句会に戻すことにした。
なお昼食時間には、近くのレストランに一旦移動しての懇親会も、
有意義なひとときだった。
◆参加会員
青野 進(千葉市)、藤野勝利(台東区)、浜本音一郎(横浜市) 、吉永 勇(板橋区)、
戸谷輝夫(取手市)
◆つぶやき
七十年前の話である。1954年(昭和29年)私は中学3年生。級友と二人で昼から授業をサボり、隣り県の福岡平和台球場にプロ野球ナイター観戦の計画を立て実行した。当時の汽車で1時間30分の長旅であり、帰りは終列車の覚悟であった。ナイターもサボりも初めての経験である。一瞬、親の顔が頭をかすめたが、この誘惑は実に魅力的であった。西鉄ライオンズ対南海ホークスの試合である。ライオンズの中西太選手のホームランが今でも目に焼き付いている。案の定、深夜帰宅すると学校と家では大騒ぎの真っ最中。親と教師に大目玉を食らったが、翌日登校すればクラスのヒーローとなった。
あれから七十年、その後もたまに野球観戦していたが、ここ十年程は球場に足を運ぶ事は無かった。そして、9月5日に老人会サークル活動の特別企画「生ビールを飲みながらナイター」観戦に参加した。横浜球場(通称:ハマスタ)での横浜DeNA対広島カープの一戦。カラフルな照明・光線でグランドが華やかに浮かび上がり、チアリーダーの応援など観客を魅了する光景は七十年前の素朴なナイター光景とは雲泥の差である。しかし少年の心をワクワクさせた、あの日、あの時の興奮には、それでも及びつかない。少年時代への郷愁に駆られる気持ちは、老いゆえの嫉妬だろうか。
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<浜本雀子 記>
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「次回案内」
◆実施月日
10月31日(木) 10:30~15:00
◆会 場
港区生涯学習センター(新橋) 会議室
◆要 領
秋季9月~11月は新橋会場にて対面句会を実施する。併せて近隣の食事処に一時場所を移動しての昼食懇親会も、参加会員の楽しみとなっている。
◆句 題
「探り合い」・「隙間」 ・ 「時事句」 ・ 「自由句」・「艶句」
各2句以内 計10句まで
◆投句締切
10月27日(日) 松愛会会員のお試し投句歓迎(但し未発表の作品)
◆投 句 先
戸谷輝夫 t-tota2★outlook.jp ★を@に変えてメール下さい