2024年 3月 松愛会 川柳句会

2024年 3月 松愛会「川柳句会」実施報告

◆実施月日
3月28日(木) 10:30~15:00
◆会  場
港区生涯学習センター(新橋) 302学習室
◆句  題
「後悔」 ・ 「見映え」・ 「時事句」 ・ 「自由句」
句  会

寒冷の冬場はインターネット句会でしたが、気候の良い春季は従来の新橋会場にて川柳句会を対面で実施することにしました。あらかじめ従来通り投句・互選まで事前に実施しておき、句会当日は各句毎に評価・解説・提案を続け、全投句50句の中から各自のホームページ掲載句・入選句 等を決定しました。
以上の掲載句とは別に、今回はお江戸松愛誌5月号への下記掲載候補3句も、青野会長はじめ全員の意見交換により別途推薦させて貰いました。

大江戸松愛紙掲載推薦句 (2カ月に1回継続中)
  ・熨斗に凝り結婚祝い蝶結び    藤野浅草

  ・言い訳の再発防止付け焼き刃
      戸谷鬼笑
  ・老骨を鞭で打たずに羽で撫で
    浜本雀子

◆参加会員

青野 進(千葉市)、藤野勝利(台東区)、浜本音一郎(横浜市) 、吉永 勇(板橋区)、
       戸谷輝夫(取手市) 以上5名
つぶやき   巻紙毛筆、飛脚の時代と比べるのは極端だが、コミュニケーションのツールが百花繚乱となった。コミュニケーションとは人と人の心をつなぐこと。コロナ禍でオンラインが普及したが、改めて視線が合い空気が流れる対面のよさを見なおすことになった。かと云って日常が戻ってもオンラインは廃れない。遠隔地の病院お見舞いでリモートが活躍する。 流行りのLINEはスマホ隆盛を加速する。機器トラブルの多いパソコン、かしこまった形式のPCメールは苦手な方々がLINEで短文スタンプを多用する。八十路中学同期会でシニア川柳が活発である。短い詩形がLINEにぴったりハマる。所詮は人間関係の道具である。「電話で話したいが都合はどうかな」という事前お断りLINEがある。その後にLINEの無料通話でひとしきり。ビデオまではやらない。声音でしか伝わらないニュアンスがある。PCメールの返信も全員へ返信でなく、人を見て宛先を2名ほどにピックアップする。返信が、広報的な元気ジマンにならないように。相手の書いていることに目いっぱい反応してから、私事をちょこっと添える。最後に「返信のお気づかいなく」使いこなしの先が大事だと思う。
「あの顔に会いたくて行く集い有り」

<吉永偏人 記>

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「次回案内」
◆日  時
4月21日(日)~4月25日(木)
◆句  会
気候の良い春季(3月~5月)は、従来通り新橋会場にて対面で句会に催すことにしました。
◆会  場
港区生涯学習センター(新橋) 小会議室
◆句  題
「スマホ」 ・ 「始める」 ・ 「時事句」 ・ 「自由句」・「艶句」(艶句はHP掲載対象外) 各2句以内 計10句まで
◆投句締切
4月21日(日) 松愛会会員の投句歓迎(1句のみでも可)
◆投 句 先
戸谷輝夫 t-tota2★outlook.jp ★を@に変えてメール下さい

 

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