- ◆実施日
- 令和5年 10月10日(火)12:10~19:30
- ◆集 合
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JR 水郡線 中舟生(なかふにゅう)駅 出口
- ◆参加者
(敬称略)
- 小森孝敏(龍ヶ崎/幹事)、戸谷輝夫(取手)、山下晃生(牛久)
大島耕而(千葉)、吉野博(水戸市)、大久保敏雄(鎌ケ谷) - 沖中孝充(ひたちなか)、中嶋 繁(野田)石和利彦(龍ケ崎)
上田 進(柏) 以上10名
◆行 程
中舟生駅 ⇒ 赤い紙風船(昼食)⇒ 西の内和紙「紙のさと資料館」⇒不動の滝 御城展望台 ⇒ 山方宿駅⇒ 水 戸駅前 新潟十日町魚沼食堂(懇親会)
◆内 容
茨城県の文化や産業を再発見する機会とするため、伝統文化の「西ノ内和紙」の資料館を訪ねました。また、上杉一族の山方能登守盛利が居城とした「山方城」跡の展望台を訪れました。 早朝と夕刻の雨の間を縫うように、穏やかで歩行に適した気温の中の散策となりました。
◆報 告
◎中舟生駅
水郡線の無人駅の一つですが、駅舎はバスの屋根付き停留所程で小さく、トイレさえも無く驚きでした。。
◎西ノ内和紙「紙のさと資料館」
館内では、原料と用具の展示のほかに、机の広さ程のサイズから画用紙くらいの和紙まで、展示と販売がされていました。さらに、和紙を使ったコースターなどの作品も見られました。また、普段目にすることのない「楮」(こうぞ)を手にすることも出来ました。 ここでは体験として、『漉き絵』に全員が取り組み、それぞれ思い思いの絵に取り組みました。皆さん真剣そのもので、殆ど話し声が聞こえないほどでした。乾燥を必要とするので、作品は後日自宅に届けてもらうことになりました。
◎不動の滝
地元の人達が五穀豊穣と家内安全を祈念していた高さ10mほどの小さな滝です。真っ黒い墨書石の岩肌を舞い落ちる白い飛沫は見ものでした。
◎嘆願橋
J根古屋(ねごや)と呼ばれる地区にある皆川橋にかかる橋で、御城に入ることを許されなかった庶民は、城の手前のこの橋で嘆願をしたと伝えられています。
◎御城展望台(みじょうてんぼうだい)
応永15年(1408)、関東管領 上杉憲定の子義憲が佐竹氏を継いだとき、後見として美濃山方から常陸に入った上杉一族の山方能登守盛利が居城(山方城)としたと伝えられています。 その後、佐竹氏15代義治の第5子東政義の居城となりました。 佐竹系の城館の特徴といえる、川をのぞむ舌状台地上に位置し、西側には高舘山、南側には皆沢川が流れる要害の地でした。 現在、櫓 (展望台) が復元されている台地東端が主郭 で、そこから西に向かって中の城、 外城が形成されていました。郭の間には空濠の跡もあり、畑や宅地になった現在でも 遺構が残っています。 展望台内の展示室には、城詰の武士が戦における神仏の守護を祈念して書いたと思われる文書や、山方氏の子孫から寄贈された関係資料が見られました。
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<記事:小森 写真:山下、上田>
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次回、11月例会 第236回 漫友会 「首都圏外郭放水路」見学
11月 10日(金)東武アーバンパークライン 南桜井駅 11:30 集合