2019年6月 葛西臨海公園 観察報告

絶滅危惧種 クロツラヘラサギ
場 所:葛西臨海公園(江戸川区)
日 時:2019年6月16日(日) 9:30〜14:30
コース:
葛西臨海公園駅~大観覧車前の蓮池~カヌー五輪会場準備現場~芦ケ池~汐風の広場~葛西渚橋
~西のなぎさ(東のなぎさ遠望)~水辺ライン船着場デッキ(昼食)~上の池(淡水池)
~下の池(汽水池)観察窓~観察舎~鳥類園ウォッチングセンター~葛西臨海公園駅~(京葉線)
~東京駅~八重洲一番街(ビアハウス森卯/懇親会)
参加者:(敬称略) 野口隆也、尾原 武、中嶋 繁、殿村保夫、東海林 治、田口春一郎、
石毛稔恭、鵜飼順子、堀田敏江、小川嘉子、香取文子、古味英子、石原幸子、岡田俊男、
戸谷輝夫 山崎雄一(担当)、倉光幸司(担当)     [計17名]
報告
この公園は葛西臨海公園と葛西海浜公園とに大きく分かれ、荒川を挟んで千葉県と隣接しています。
荒川河口の対岸はディズニーランドという位置づけになり、シンデレラ城やスペースマウンテンなどの施設とホテル群が見渡せる位置にあります。また東京湾も一望でき、はるかに房総半島の山々や、貨物船の航行などを認めることができました。
「葛西臨海公園」は臨海部の自然環境を取り入れて、緑の浜辺・都民の浜辺など計画的に造られた公園で、
なかでも東側にある「鳥類園」では淡水池・汽水池など豊かな自然環境を再生して、シギ類やサギ類など
四季を通じて多くの野鳥と出会える公園で、なかでも今回は世界的に絶滅危惧種に挙げられている
「クロツラヘラサギ」に出逢えたのは幸運でした。
隣接する「葛西海浜公園」は二つの人口なぎさがあり、「西のなぎさ」は海のレジャースポットとして
若者や家族連れで賑わっていました。「東のなぎさ」は自然保護地区として立ち入れを禁止され、
多くの野鳥が羽を休めています。人工の渚もすっかり定着して、サギ類やカワウ・カモメ類などが数多く
観察できました。
観察種 ・・・日本鳥類目録順
カルガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、
クロツラヘラサギ、オオバン、コチドリ、チュウシャクシギ、キアシシギ、ウミネコ、セグロカモメ、、トビ、コゲラ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、オオヨシキリ、
ムクドリ、スズメ、、ハクセキレイ、カワラヒワ、カワラバト
(計 30種)
案内人(山崎・倉光)、記事(戸谷)、写真(野口・東海林・山崎・田口・戸谷)

2019年 年間スケジュール
野鳥観察地紹介(都県別)

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