2023年 2月 松愛会「川柳インターネット句会」実施報告
- ◆実施月日
- 2月24日(金)〜26日(日)
- ◆句 題
- 「束の間」 ・ 「餌」 ・「時事句」・「自由句」
- ◆句 会
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新型コロナウィルス対策で、各自宅にてインターネットを介して、投句・互選・点盛り・評価・提案等を続け、全投句50句の中からお江戸松愛掲載句・ホームページ掲載句・入選句を決定しました。
- ◆参加会員
- 青野 進(千葉市)、藤野勝利(台東区)、浜本音一郎(横浜市) 、吉永 勇(板橋区)、戸谷輝夫(取手市)以上5名
- ◆つぶやき
- 少年時代、朝鮮動乱による、アメリカ海軍の凄さ(佐世保基地)を見て育った。 実家はドックのすぐ真上にあり、入れ代わり入る軍艦の艦内放送が四六時中聞こえ、 修理のリベットを打つ音で家の障子が常に震えていた。 少年の目ながら兵站(前線補給基地)の規模、物量の凄さに思い出話は尽きない。 艦隊(空母などが護衛艦を従え)が入港すると町中が爆発するように賑わった。何千人も水兵が一度に上陸し、一夜の内に明日は知れぬ身を歓楽街で発散していた。相手する女性も多量に移動して来たと言う。 艦や艇も用途により千差万別、戦艦・空母・駆逐艦、各種補給艦、病院船、情報収集艦・艇などが入出港し、艦から捨てられたゴミだけでも小山が幾つも出来ていた。
今思えば、戦争には軍組織の膨大な人・物のエネルギーが掛けられ、その規模は他に匹敵するものはないだろう。 今、遠くで悲惨な戦争が続いているが(コサック大地での陸戦中心と艦船運用では違いはあるが)、そこには兵站(補給基地)の膨大な規模の現場があるはずだろうが、ニュースに表れてこない。 人間は戦争反対を唱えながら、なんと莫大なエネルギーを悲惨な戦争にかけるのか、現場近くでなければ実体験できないが、ニュースでは見えない場面も想像してみる。 <藤野浅草 記> - 記事が良ければ「いいね!マーク」のクリックをお願いします
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「次回案内」
◆日 時
3月24日(金)〜28日(火)
◆句 会
インターネット句会をもうしばらく継続し、今後は会員の体調回復と都内のコロナの感染状況を見つつ、従来の新橋会場での対面句会の4月再開に向けて待機中です。
◆句 題
「しぶしぶ」 ・ 「再生」 ・ 「時事句」 ・ 「自由句」
◆投句締切
3月24日(金) 松愛会会員の投句歓迎(1句のみでも可)
◆投 句 先
戸谷輝夫 t-tota2★outlook.jp ★を@に変えてメール下さい