2024年 5月 松愛会 川柳句会

2024年 5月 松愛会「川柳句会」実施報告

◆実施月日
5月30日(木) 10:30~15:00
◆会  場
港区生涯学習センター(新橋) 302学習室
◆句  題
「心残り」 ・ 「充電」・ 「時事句」 ・ 「自由句」
句  会

5月26日(日)から、各自宅よりインターネットを介して、事前に投句・互選まで実施
       しておき、30日の句会当日は全投句50句について、直接対話による選句
       理由披瀝・作者からの解説・遠慮ない評価・提案 等を続け、
       最後にホ-ムページ掲載句・入選句を決定した。さらに昼休みには新橋駅
       近くの中華店に場を移し、気分を変えた昼食懇談の場を設けたのも大いに愉しめた。
       なお今回は以上のホームページ掲載句とは別に、特に評価の高かった作品を
       選んで、東京都支部報「お江戸松愛誌」7月号への下記掲載候補3句も、
       青野会長はじめ全員の合意により別途推薦させて貰うことにした。

「お江戸松愛誌」掲載推薦句 (2カ月に1回継続中)
  ・覗いたらワンと吠えられ乳母車    藤野浅草

  ・携帯も我も省エネ昼寝どき
        戸谷鬼笑
  ・ごろ寝でも那須で寝るならご静養
   浜本雀子

◆参加会員

青野 進(千葉市)、藤野勝利(台東区)、浜本音一郎(横浜市) 、吉永 勇(板橋区)、
       戸谷輝夫(取手市) 以上5名
つぶやき   東京芸大で「大吉原展」を見てきた。吉原は300年もの間、遊女を3千人も抱え、日千両もの金が落ちた不夜城として存在していた。芸大の会場では、世界にもまれな輝かしい日本の江戸文化 (華道・茶道・浮世絵・狂言・風俗・ファッション等) を多くのブースで華やかに見せていた。  しかし現在は遊郭などとんでもない、日を追うごとには女性参政権以来のうねりとも言える男女差別のない世界に変わりつつある。芸大では「江戸文化」と「現在あってはならない世界」との2面を、言い訳の如く説明していた。  来年のNHK大河ドラマは、吉原を舞台に『べらぼう‘‘蔦重栄華乃夢噺”』である。放映で江戸文化とレッドカードをどう表現するのか、視聴者の思いはどう現れるのか、自分の立ち位置はどの辺りか注目したい。一方では自分が同時代にいたらと想像すると、やはり吉原には「冷やかし客」がせいぜいで、お大尽には程遠い。
「色男 金も遊びも ちと足りぬ」

<藤野浅草 記>

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「次回案内」
◆日  時
6月21日(木)~6月25日(火)
◆句  会
6月から8月は暑気対策・健康上の不安から、新橋に集合しての句会は回避し、各自宅にてインターネットを介し、投句・互選句・意見交換・評価提案・入選句選択 等を行うことにした。
◆句  題
「つまずき」・「汗」 ・ 「時事句」 ・ 「自由句」・「艶句」(艶句はHP掲載対象外) 各2句以内 計10句まで
◆投句締切
6月21日(木) 松愛会会員の投句歓迎(但し未発表の作品)
◆投 句 先
戸谷輝夫 t-tota2★outlook.jp ★を@に変えてメール下さい

 

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