- ◆実施日
- 令和5年 11月10日(金)
- ◆集 合
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11:20 東武アーバンパークライン南桜井駅 改札口前
- ◆参加者
(敬称略)
- 小森孝敏(龍ヶ崎)、戸谷輝夫(取手)、山下晃生(牛久)
鎌田 廣(千葉)、吉野 博(水戸市)、大久保敏雄(鎌ケ谷) - 沖中孝充(ひたちなか)、中嶋 繁(野田)、石和利彦(龍ケ崎)
上田 進(柏)、三瓶健治(柏)、森本敬次(柏)、五島周太郎(鎌ヶ谷)
野尻 正(八千代)、大島耕而(千葉/幹事) 以上15名
◆行 程(スケジュール)
11:35 南桜井駅北口より春日部市営「コミュニティバス」乗車
庄和高校前下車の後、首都圏外郭放水路「龍Q館」まで徒歩(約10分)
ー休憩、昼食ー
13:00 地下宮殿見学事前レクチャー&地下宮殿見学(約55分)
14:00 龍Q館 3階展示室にて首都圏外郭放水路の詳細説明の受講(約30分)
14:40 タクシーにて春日部駅へ移動
15:00 「ごちそう屋 春日部店」にて反省会
17:00 春日部駅にて 解 散
◆内 容
埼玉県の中川・綾瀬川流域は、利根川、江戸川、荒川といった大河川に囲まれたお皿のような低い地形で、また、河川の勾配が非常に緩やかなため水が流れ難い等、昔より浸水被害に絶えず悩まされた来ました。洪水被害を軽減することを目的に、春日部市にある中小5河川の洪水を江戸川に排水する世界最大級の地下水路「首都圏外郭放水路」が誕生しました。
今回、世界的にも注目されている首都圏外郭放水路、4コースある見学コースから一番オーソドックスな「地下宮殿コース」を選択。見学の後、龍Q館3階の展示室にて説明員よりビデオ、模型による仕組み、指令室の詳細な説明を受け、参加者全員更なる理解を深めることが出来、有意義な社会見学会になりました。
◆報 告
◎首都圏外郭放水路の概要
首都圏外郭放水路は、春日部市にあり、洪水を防ぐため建設された世界最大級の放水路。春日部市を流れる中川、倉松川、大落古利根川、18号水路、幸松川といった中小河川が洪水になった時、洪水の一部をゆとりのある江戸川へと流すことが可能になりました。
■建設期間 1993年起工 2006年完工 ・総工費:2,300億円
■立地 埼玉県を通る国道16号線の地下約50mに建設されており、その距離は、全長6.3km
■メカニズム
①各河川から取り込む立坑5本(内径15m~32m 深さ66m~71m)
②立坑を結ぶトンネル(直径11m前後)
③調圧水槽(地下宮殿)
④ポンプ設備(ガスタービンで羽を回転させ排水樋管へ毎秒2,300㎥⇒1秒で小学校25mプールの水量を排水)
⑤排水樋管(江戸川に排水)
◎【地下宮殿の概要】調圧水槽の別称
■各立坑を結ぶトンネルを通じて最後の立坑「第一立坑」のある調整水槽の地下宮殿は、長さ177m、高さ18m、幅78mの巨大プール。貯水量は、東京ドーム15杯分。 ■この地下宮殿に調整水を導入するのは、年平均7回とか・・・。最も多かったのは、平成27年9月の台風17号、18号の時には約1,900万m3を記録。見当もつかない量です。116段の階段を下り見学目的地の地下宮殿は、巨大で、綺麗でまるで別世界。正に地下宮殿の呼称に相応しい場所です。
世界各国からも見学者が訪れる首都圏外郭放水路、機会があれば他3か所の見学コースも訪れたいですね。
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<記事:大島 写真:山下、上田>
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- 東武電鉄野田線「南桜井駅」11:20集合 幹事説明でスタート
- バスで見学拠点の「龍Q館」到着、お出迎えのパネル地図に見入る
- 2階から見下ろしてパチリ
- 龍Q館のモットー
- 早速長い階段(ビル5~6階)を降りて地下宮殿に到着
- 説明員の案内
- 1本500トンの柱が59本林立している
- 神秘的な宮殿せ
- 小学生の見学もあり
- 第1立坑上部1/3
- 説明員の案内
- 1時間弱の地底から出て、お互いが実感を語らう
- 再び「龍Q館」に戻り、再度詳しく仕組みの概要を
- ここが、放水路の情報を握る中央操作室。TV番組でも利用されるとか
- 来館記念の撮影スポットパネルに個々に顔出して
- 来館記念の撮影スポットパネルに個々に顔出して
- 来館記念の撮影スポットパネルに個々に顔出して
- 乾杯!
- やっと落ち着いて顔がほころぶ、手術で久々参加の森本さんも
- 飲みすぎ、飲み方 ご注意の 五島さんも大丈夫
- 長老の吉野さんも長い階段昇り降り、自信を保つ
- 鶏はなくても美味しかった、幹事の大島さんありがとう
- 盛り上がって「ごちそう屋」前で、出来上がり
次回、12月例会 第237回 漫友会 「根木内&小金城趾の散策」
12月 12日(火)JR北小金駅東口 13:30 集合