実施日:令和2年1月25日(土) 10:30~18:40
集 合:JR下館駅 南口 茨城地区活動クラブ「漫友会190回」に併せ新春懇談会で開催する。
参加者: 18名
行 程:JR下館駅……二宮尊徳資料館、二宮神社、桜町陣屋/見学……高田山専修寺/見学……
しもだて地域交流センター「アルテリオ」/居合道の「講話」と「演武」……千石ヤ/懇親会 (企画世話役 芳士戸会員)
【実施内容報告】
第1部(桜町陣屋・二宮尊徳資料館と高田山せん専じゆ修じ寺見学)(栃木県真岡市物井)
(1)二宮尊徳資料館、二宮神社、桜町陣屋
二宮尊徳翁の偉業を偲び、松下創業者と同じ考え方を学ぶ
この地域で報徳一圓塾を主宰する小石川会員の詳しい説明で有意義であった。
(2)高田山専修寺
親鸞聖人が建立した唯一のお寺で、専修念仏の根本道場とされた聖地である。上人はこの寺で7年間居住し、念仏教化の活動をしたと言われている。尊厳な境内に心うたれる。
第2部「居合道の「講話」と「演武」」 (茨城県筑西市)
この日のメインイベントは、場所を「しもだて地域交流センター・アルテリオ」に移して、全日本剣道連盟居合道範士八段小倉昇先生の居合道についての「講話」と「演武」を披露していただく。またとないお話しと演武実演に「武の心」を学んだ。
(1) 居合道についての講話
・「居合」は読んで字の如く、居ながらにして合わせるもの。
・居合道修行の最終目的は、相手との無益な争いを避け、刀を抜かずして勝ちを収める和の精神にある。そのための品格と気位を持てるよう、自身を磨くことが大切である。
・居合道の修行を通じ、その技術、精神が相俟って、高い人間形成がなされるよう心がけることが肝要である。つまり、居合道の修練は「人の道」を極めることこそが枢要で、私利私欲の邪念を制御して己に勝ち、社会の役に立つ人間になることが究極の目的である…と言える。
・日本の「武」の文化は、1300年の歴史がある。
(2)居合道の演武
小倉先生が、羽織袴姿で真剣を手に居合いの妙技を披露された。
会場の全員が息を呑んで、その静と動を凝視した。
第3部(懇親会) (筑西市)
今年最初の懇親会を「千石ヤ」にて行ない、お互いの交流の中の心情を確かめあった。
以上
- 二宮尊徳資料館前で小石川報徳一圓塾長より説明を聞く
- 同じく館内で二宮金次郎の教えを聞く
- 同じく金次郎と松下幸之助の教えの共通点を説く
- 尊徳没後50年の明治38年創建された二宮神社参詣口で
- 境内にある二宮尊徳先生道歌の碑
- 神社のすぐ隣にある桜町陣屋跡を見学
- 今回参加の18名が桜町陣屋を背景に記念写真
- 26年間の桜町復興の拠点となった国指定文化財
- 真岡市、高田山専修寺に入る。見事な古木が重みを
- 親鸞聖人40~60歳の壮年期フル活動の聖地、山門(国重文)
- 善光寺から迎えた秘仏一光三尊仏を安置する如来堂(国重文)
- 親鸞聖人ほかその弟子の木造を祀る「御影堂」前を行く
- 木造3mに及ぶ大涅槃像は日本一といわれる。平成12年修復
- 涅槃像を安置する涅槃堂前で、専修念仏の徳に親しむ
- 筑西市地域センター「アルテリオ」で本日の特別講話へ
- 居合道範士八段「小倉昇」先生から「武の心」を教わる
- 美しい礼法・着装・姿勢 を見る
- 理に適った剣のさばき・足さばき・体の運用に見とれる
- 正しい手の内や刀筋・鎬の使い方 があるという
- 残心・目付・呼吸法 もあるという
- 品格、気位 がただよう
- 剣道と居合道は「剣居一体」と言われる
- 真剣での演武は、初めて見た感動そのもの
- 小倉先生と渡辺先生(女性)を中心に、記念撮影