日 程 : 2019年12月15日(日)10:00〜13:00
行 先 : 光が丘公園(練馬区)
報 告
当会として初めて訪れる観察地です。都会の大団地のなかで、野鳥達の生き様を確認出来る貴重な観察地です。
なおバードサンクチュアリ内の池はたまたまカイボリの最中で、日頃見ることの出来ない風景が観察できした。ここでは1984年の開設以来カイボリの効果を確かめつつ、今年は5回目だそうで、池の底に潜む外来生物の卵の駆除に継続して取り組んでおられ、今では大半の外来生物が見られなくなったと、説明して頂きました。外来生物の対策は1回だけのカイボリだけでは不十分だということも理解できました。
解 説
「光が丘公園」のあらましが公園内に掲示されていましたので、概要をご紹介します。都市近郊の農村地帯であったこの付近一帯は1940年に東京大緑地計画のひとつに挙げられていましたが、太平洋戦争勃発とともに終戦までは旧陸軍の成増飛行場として、終戦後は米軍の住宅地(グランドハイツ)として1973年の全面返還まで使われていました。
翌年1974年には跡地の三分の一に当たる60.7haが都市計画公園として具体的な公園づくりがスタートし、周辺の住宅団地・商業施設にも隣接したみどり豊かな都民公園として現在に至っています。
参加者(敬称略):
野口隆也、細井忠雄、尾原 武、中嶋 繁、東海林 治、殿村保夫、小松裕一、石毛稔恭、堀田敏江、岡田俊男、小川嘉子、小池紀子、石原幸子、高橋佐紀子、小田島明美、棟方千恵子、古味英子、山崎雄一(担当)、田口春一郎(担当)・戸谷輝夫(担当)
(総勢20名)
観察種
マガモ、カルガモ、オナガガモ、キジバト、アオサギ、トビ、ノスリ、コゲラ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、ツグミ、スズメ、 ハクセキレイ、シメ、アオジ、カワラバト、ワカケホンセイインコ
(計24種)
感想文 (東海林氏より)
日曜日は、ありがとうございました。今の時期の都市公園は、鳥が減って難しいですがヒヨドリやシジュウカラ等いつもの鳥達がいろいろな姿を見せてくれて楽しかったです。サンクチュアリにいる間に、ノスリも見れましたし、いつもながら皆さん鳥運が良いですね。
いつものように自身のブログを更新しましたので、ご確認ください。
「Vol.722 今週の鳥 東京野鳥観察会 光ヶ丘公園、早く行きました。」
https://obirdrin.blog.fc2.com/blog-entry-1050.html
今年も一年大変お世話になりました。ありがとうございます。
少し早いですが良いお年をお迎えください。
次回行事案内
場 所 三ツ池公園(横浜市鶴見区) 担当 戸谷・石原
日 時 2020年1月19日(日)10:00〜13:00(雨天中止)
集 合 JR京浜東北線 鶴見駅西口 10:00
交 通 東京9:19〜(京浜東北線)〜鶴見9:49
(鶴見駅入口よりバス乗車、三ッ池公園北門下車)
案 内 当会として初めて訪れる観察地ですが、毎年キンクロハジロはじめ多くの水鳥が越冬にやってくる池です。ほかにどんな野鳥と出逢えるか、楽しみですね。
参加費 100円(別途、バス代)
持 参 観察用具・飲物・防寒具・・昼食は現地
写真提供 : 野口・田口・戸谷
- 秋の風情の「光が丘公園」で記念撮影
- 大江戸線の終点「光が丘駅」は初めて降りる駅でした
- 光が丘駅前、案内図をもとに今日のコースを説明
- 公園の管理事務所で、公園内の概略図をゲットし配布
- 野鳥の聖域として、池・湿地・草地・樹林を保全
- あらかじめお願いしておいた係員の方からカイボリの解説
- カイボリで確認できた在来種・外来種の説明と取り組み
- 過去4回のカイボリの成果、徐々に外来生物が減少
- 在来生物が激増したと誇らしげに語ってくれました
- 外来生物とは・・「コイ」も水質悪化に影響する外来魚だった!
- 観察舎の窓から池を覗くと
- アオサギ
- ハクセキレイ
- ノスリ・・観ている時に飛来してくれました
- 色々な仕草を披露して大サービス
- 皆んな大興奮でした・・羽根のノスリマークも披露
- 珈琲のサービス(50円)は、冷えた身体に有難かった
- 森の中をたどる散策路では、秋の風情を満喫
- ヒヨドリ・・エンジ色の頬もはっきり見えました
- クラブの長老・先輩も、まだまだお元気で何よりです
- シジュウカラ・・胸のネクタイ模様が特徴です
- 自然観察ゾーンに設けられた「水場」にて
- ツグミ・・水場に近づいてきます
- シロハラとヒヨドリが仲良く、同じ仕草で水飲み
- シメとツグミのツーショット、お互いに追い出す気配なし
- この場所は雨水対策として、地下に大きな貯水槽あり
- エナガの群れが通り過ぎました・・動きが速い
- 「もみじ亭」付近の水場にて
- メジロ
- シジュウカラとメジロ・・この公園の野鳥は仲良しですね
- シロハラ・・水飲みに夢中です
- 水場を観察する面々、野鳥に脅威を与えないようにと遠巻きに
- メジロ・・蜜柑が大好きです
- シジュウカラ・・脂身が大好物
- 年間では、季節ごとに多くの野鳥と出逢えるようですね
- カルガモ・・「観察池」には他にマガモ・オナガガモも
- 光が丘駅前まで戻って、「鳥合わせ」(本日の野鳥確認)
- 懇親会の会場は駅前の「はなの舞」
- 来年も野鳥や仲間との良い出逢いを念じて「乾杯」
- 松コース+飲み放題を、特別価格3,000円で堪能しました