2021年度第4回勉強会
1,日 時:2021,05,19(水) 13:30~15:00
2,場 所:茅ヶ崎市老人福祉センター 第1会議室
3,参加者:13名
今回も園芸クラブ担当の鳥海榮支部役員が参加された。
4.具体的勉強内容:
今回は「予備挿芽苗の交換」「予備挿し芽鉢上げ実習」を中心に確認及び情報交換を行った。
4-1,「予備挿し芽」苗の交換
*交換用苗:下記3名より105本の提供があった。
荒武さん(39本)、藤本さん(47本)、川久保さん(9本)
*各自5~10本の苗を頂き持ち帰った。
特に毎回提供いただく荒武さん、藤本さんには、品種数を減らさない為に現在持っていない品種を選択いただき育成していただくようにした。
4-2,予備挿し芽鉢上げ実習
最初にベテランの方に実演していただいた。自宅での作業を拝見するとマニュアルにはないノウハウが見聞き出来非常に参考になった。
*予備挿し芽の鉢上げ用鉢
標準手順では右写真の右端の菊用5号鉢を使うが、写真中央ビニールポット(サイズ5号)や写真右端ビニールポット(サイズは4号と思われる)を使用している例もあった。
*藤本さんの実演
長年の経験から毎年立派な花を咲かせている。手順は右の写真に示す通り。鉢は上記写真の左端のビニールポットを使用、最初から肥料(乾燥肥料、牛糞堆肥)を入れている。この後肥料の追加等はしていない。
*荒武さんの実演
毎年立派な花を咲かせている。
手順はほぼ手順書通り。
鉢は上記写真中央のビニールポットを使用(サイズは菊用5号鉢と同等)、腐葉土は自制でマテバシイの落ち葉を用いている、葉が厚く土崩れが少ない。最後に培養土の周辺を固めている。培養土はほぼ手順書の1のも(+苦土石灰)を作っている。
*参加者実習
不明な点をベテランに確認しながら実習。
写真をクリックすると拡大写真が見られます、”><”で順に閲覧、”X”で元に戻ります。 |
5,次回
7月5日(月)
本挿し芽実習
8,編集後記
各自実際に行っている作業、手順を見ると、手順書にはない長年のノウハウが見られ大変参考になりました。
丹精込めて育てられた苗を頂き、これからの育成作業に一段と力が入るように思えます。
11月の大輪を期待しての育成、これからいよいよ本番、頑張りましょう。
以上 HP担当 杉崎俊夫(記)