例年、モノづくりの現場を見学し知識の深耕を図ってきましたが本年はコロナウイルス感染対策で多くの工場が見学の受け入れを中止しております。
よって異例ではありますが「エアパーク」の見学をすることとしました。
冬と思われない晴天の12月1日(火)に支部行事として、自衛隊浜松基地広報館「エアパーク」の見学会を開催しました。
浜松駅からバスでの参加の方も含め集合時間の10時には9名の方が集合されました。新型コロナ感染対策として、会場入り口で検温・連絡先の登録を済ませ展示場へと進みました。
1階では戦闘機の実物、ジェットエンジンの模型、自衛隊の支援活動の写真パネルなどの展示を見て,2階の戦闘機搭乗員の装備、緊急脱出した際の救命装備品、機関砲などの武器を見学できました。通常みることのできない戦闘機に搭載している電子機器やレーダーシステムも展示されていました。
3階は政府専用機の貴賓室などを見学し、簡易シュミレータでパイロットの気分を味わいました。ここは展望台も兼ねており、浜松基地の全景が見え、ちょうど戦闘機の離発着訓練を見ることができました。
展示格納庫では零戦のモデルから現在の戦闘機・訓練機・救難救助機など多種類の機材を見ることができました。
また、実際のパイロットの操縦席に乗ることもでき貴重な体験ができましたここでは案内の方がおり操縦席の機器の操作説明などをしてくれました。
全天周シアターではパイロットの厳しい訓練状況がドーム型シアター全面に映写され戦闘機を操縦している実感を味わいました。
新型コロナウイルスの感染予防策として一部の展示ブースは閉鎖されておりましたが航空自衛隊の幅広い活動・装備品・組織体制を知るよい機会となりました。
約2時間の見学を終了後、屋外展示の航空機前で参加者全員の記念撮影後、来年は通常の工場見学ができることを祈って解散となりました。
当日はF4ファントムが飛来するとの事で基地のフェンスの周りにはカメラ・脚立を持った多くのファンが詰めかけており、エアパークの駐車場も満車にになっていました。 文責 和田
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