1)日時、天気 令和6年 1月16日(火)、 天気:晴、気温:9℃
2)コース 高松市市内を見て、聞いて、味わいながらウォーキングする
歩行距離:約5km、 所要時間:約3時間40分
3)参加者 12名
4)概要
JR高松駅に10時に集合し、ウォーキングを開始しました。風は冷たかったですが日差しには恵まれました。高松駅横に建設中の大きな大学校舎を見ながら進むと約5分で『新県立体育館』に着きました。ここも建設中で来年4月にオープンする予定です。完成すると中四国一の規模になるそうです。外観は瀬戸内海に浮かぶ島をイメージしたのだと思います。建設中の体育館を観ながらほぼ一周しました。完成が待ち遠しいです。
次に向かったのは、今治城、中津城と共に日本3大水城と言われている『高松城』です。海に近く、堀には海水が満ち、鯛が泳いでいます。鞘橋を渡り、天守台に上がりました。ここからの眺めは素晴らしかったです。
天守閣ですが、有力者も参加する『復元を進める市民の会』が組織され、文化庁への陳情もなされているようです。早く天守閣が復元されるといいですね。
天守台の急な階段を注意しながら降り、堀端からの景色を楽しみながら、昨年復元された桜御門に向いました。わずかな痕跡から材質や寸法、柄を割り出し、石垣、瓦、屋根、幔幕等も忠実に再現したそうです。桜御門、すばらしかったです。
ウォーキングしてお腹も減り、急いで食堂に向かいました。桜御門から約10分で海鮮食堂に到着。ここは魚業組合の食堂部といった存在で、瀬戸内海の入江に建っていました。この店で新鮮な魚料理をいただきました。美味しかったです。
食後、古風な家が点在する地区をウォーキングし、約20分で高野山讃岐別院に着きました。この寺には弘法大師が祀られており、多くの参拝者が訪れるとのことです。しばらく身を清め、休息した後、ウォーキングを再開しました。
間もなく『大川原染色本舗』に着きました。ここは創業200年、讃岐のり染めの伝統を守り育てている会社です。製品には、大漁旗、のれん、のぼり、ハッピ、そして獅子舞の油単(ゆたん)等があります。ここでは社長さん自ら用具を持って製作方法などを教えてくれました。そして、工場の奥まで見学させていただき、多くの製品を見せていただきました。慶事に使用する布団カバー、獅子舞の油単等素晴らしかったです。ありがとうございました。
予定時間となり、感動が収まらない中次の目的地に向かいました。約10分で目的地『讃岐かがり手まり保存会』に到着。室内に入るや色鮮やかな讃岐かがり手まりが飛び込んできました。しばらく鮮やかなかがり手まりを鑑賞した後、保存会代表さんから、讃岐かがり手まりの歴史や作り方を教えていただきました。手まりの芯にはモチ米の殻を使用し、草木で染めた木綿糸を使用して温かみをだしているとのことです。また『讃岐かがり手まり』は商標登録されているとのことでした。代表さんが実際に材料を使って作り方を説明してくれたのですが、目の前の鮮やかな幾何学模様は、人間技でなく、神技に思えています。感動をいただきありがとうございました。
そして、今回の最終地点:コトデン瓦駅に向かいました。約5kmのウォーキングお疲れ様でした。また、今回の健康ウォーキングでは、頭のあちこちに刺激を受けられたことと思います。
記事:河合 一広、 写真提供:河合 一広
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