第24回健康ウォーキング 活動報告

1)日時、天気 令和5年10月17日(火)、 天気:晴、気温:26℃
2)コース
  名所や旧跡を訪ねて高松市太田町をウォーキングする
  歩行距離:約5km、 所要時間:約1時間40分 
3)参加者 7名
4)概要  
 絶好のウォーキング日和となり、予定時刻より少し早く健康ウォーキングをスタートしました。
 今回は太田町の名所及び旧跡を訪ね歩くコ-スで、太田競馬所跡~廣田神社~太田池~道池地蔵~前田家の長屋門~太田天満宮~金毘羅さん~鹿ノ井出水(ですい)~嫁田出水~コトデン伏石駅まで約5km歩きました。
 ウォーキングを始めて約15分で太田競馬所跡碑に着きました。大正時代に碑の前あたりが馬場になっていたらしく、今にも『馬が勢いよく駆ける音、そして大勢の声援』が聞こえてくるようでした。碑の後方には太田池が広がっていました。
 ウォーキングを再開して、参道をしばらく進むと廣田神社に到着。この神社は平安時代に創建されたようで、本殿、宝物殿、渡り廊下の鮮やかな朱色が映え威厳を感じました。そして、横には樹高20m、幹回り4.4mの大木:クスの木がそびえ、一段と歴史が感じられました。神社でしばらく滞在した後、太田池の堤を歩き次に向いました。晴れわたり、広々と穏やかな水面を見ながら、爽快な気分で歩けました。東端まで行くと江戸時代に建てられた道池地蔵がありました。子供や旅人の安全を願って造られたようです。
 道池地蔵の前を通る仏生山街道を横切り東に向かうと、すぐ前田家の長屋門に着きました。元は豪農の屋敷だったとのことですが、当時の威勢が想われます。前の狭い通りを車に注意しながら進むと、ほぼ等間隔で、太田天満宮、金毘羅さんがありました。狭い道でしたが、『歴史がいっぱい詰まった通り』でした。
 金毘羅さんより今度は南に向かい、やがて『鹿の井出水』に着きました。澄んだ水の中ではコイが悠遊と泳いでいました。この水、上流から流れてきたのではなく、どこからか湧き出てきたものです。かなり西を流れる香東川の伏流水らしいのですが、太田町には今も17か所の出水があるようです。昔には出水からの水が生活や農業に大変役だったとのことです。そして、出水の掃除をしていたおじさんから「ここは桜も多く咲き、花見としても有名です」と教えていただきました。花見の頃にも訪ねてみたいものです。
 ここから今度は北に向かって進むと、公民館の裏、ひつそりした場所に『嫁田出水』がありました。鹿の井出水よりかなり小さいですが、しっかりとコイも泳いでおり、水も溜まっていました。出水の多さが実感できました。
 最終目的地:コトデン伏石駅に向かう頃、時刻は12時近くとなっており、全員近くのラーメン屋に飛び込みました。約5kmのウォーキングお疲れ様でした。
 このウォーキングで感じたことは、『地区住民の名所&旧跡などに対する意識の高さ』です。廣田神社で清掃していた若い10名強のグループ。月曜日から金曜日まで毎日掃除しているそうです。そして、鹿の井出水で黙々と清掃していたおじいちゃん。感心しました。
記事:河合 一広、  写真提供:八木菊太郎、河合 一広

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